Secure Endpoint 10.0 リリースノート

このトピックでは、Secure Endpoint 10.0 に含まれるソフトウェアの変更点について説明します。

このリリースでは、パフォーマンス、セキュリティ、データの整合性、および使い勝手の改善が行われ、システムの応答性、信頼性、および使い易さを強化しました。加えて、既存の機能への強化、改良および修正も行っています。

今回のリリースで導入された、Secure Endpoint Agent に適用されるソフトウェアの変更を確認するには、Secure Endpoint Agent 10.0 リリースノート を参照してください。

お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、以下の機能、機能強化、修正の一部が利用できない場合があります。

機能強化

改良と修正

Absolute 10.0 では、次の改良と修正を行っています。

機能/エリア 詳細
Absolute API
アカウント設定
  • スクリプト署名の検証設定を操作する場合、以下の権限が要求されるようになりました。

    • 設定を表示するには、Reach スクリプトの表示権限が必要です。
    • 設定を有効または無効にするには、Reach スクリプトの管理権限が必要です。

エージェント管理
  • Absolute for Chromebooks 拡張機能ダイアログで ID をコピーボタンをクリックすると、ツールチップで ID がコピーされたことを確認できるようになりました。

API 管理
  • API トークンの作成ダイアログで ID をコピーボタンをクリックすると、ツールチップで ID がコピーされたことを確認できるようになりました。

Application Resilience
  • Application Resilience が Okta Verify をサポートするようになりました。

  • Microsoft BitLocker では、レポートのサービスエンドポイントがスタンドアロン MBAM 環境により BitLocker で設定されていない場合を考慮して、MBAM ステータスレポートのサービスエンドポイントの位置フィールドがオプションとなりました。

一括デバイスアクション
  • 「一括デバイスアクションのためファイルをアップロード」ダイアログで、ファイルリストの種類の下の IMEI を選択できなくなりました。.

ジオロケーション
  • マップビュージオフェンスを表示を選択すると、位置ベースのアクションルールに関連付けられているジオフェンスが、マップおよびルールリストに表示されるようになりました。

  • パブリック IP アドレスがプロキシまたは VPN に関連付けられていることを検出するための新しい方法が導入されましたその結果、IP 位置情報の精度が向上しました。

  • 以下のデバイス位置情報フィールドのいずれかを使用してスマートグループをフィルタリングする場合、位置情報の変化が発生したときに、これらが再評価されるようになりました。

    • 市町村

    • 都道府県

履歴 > アクション
  • アクションページで:

    • アクションルールによってリクエストが作成された場合、リクエスト実行者の列に、ルールの名前が表示されるようになりました。ルールを表示する権限があるユーザーの場合、リンクされた名前をクリックすると、ルールの詳細が表示されます。
    • リクエスト実行者でアクションをフィルタリングするときに、アクションルールを選択できるようになりました。
履歴 > アクションリクエスト
  • ステータス詳細列で、障害の理由をよりわかりやすく伝えるために、保留中のリクエストの値が前回のリクエストが保留中に更新されました。
  • これまでは、進捗グラフに「準備完了」のアクションステータスが表示されていませんでした。このステータスが表示されるようになり、ステータスの順序は (時計回りで) 「完了」、「準備完了」、「処理中」、「保留中」、「失敗」、「キャンセル済み」となりました。
レポート
  • Web 利用状況 (トレンド) レポートにはフィルターを追加できないため、このレポートから アイコンが削除されました。

  • エクスポートされたタイムゾーンフィールドで南極の位置を選択できるようになりました。
ルール
  • アラートルールの作成時または編集時に、条件が次の値に等しい:または次の値に等しくない:に設定されている場合、複数の IP アドレスを以下のシステム情報が更新されましたイベントに追加できるようになりました。

    • ローカル IP アドレス
    • パブリック IP アドレス
    • ローカル IPv6 アドレス
    • パブリック IPv6 アドレス
  • ルールの作成、コピー、または編集時に表示されるダイアログから、オン/オフの切り替えボタンが削除されました。ルールをアクティブ化するには、保存してアクティブ化をクリックするようになりました。
ユーザーの管理と権限
  • お客様のユーザーアカウントが1つのデバイスグループに割り当てられている場合、ユーザーの追加または編集時に、ユーザーをすべてのアクティブなデバイスに割り当てることができるようになりました。

ユーザープロフィール
  • ユーザープロフィールダイアログのタイムゾーンフィールドに、以下の機能強化が追加されました。

    • このフィールドで選択した値が、レポートのスケジュールおよびエクスポートのためのデフォルトのタイムゾーンに設定されるようになりました。
    • 新しいオプションであるタイムゾーンを自動設定を選択することで、移動時にコンソールの日付と時間が自動的に更新されるようになりました。もっと見る
    • 南極の位置を正常に選択できるようになりました。
Web 利用状況
  • Web サブスクリプションレポートで、、1つの期間のみを選択できるように期間フィルターの設計が見直されました。