Secure Endpoint Agent をダウンロードする

通常、Secure Endpoint Agent の新バージョンがリリースされると、次回エージェントが Absolute モニタリングセンターに接続したときに、デバイスは自動的に新しいバージョンに更新されます。

ただし、次のように、エージェントを手動で展開したいと考える場合もあります。

• Secure Endpoint Agent を新しく取得したデバイスにインストールし、それらのデバイスを Absolute に登録する
• Secure Endpoint Agent をゴールドイメージに含める

• すべてのデバイスに展開する前に、新しいエージェントバージョンをテストする

  デバイスに展開する前に新しいエージェントバージョンをテストするには、まず自動エージェント更新を無効化する必要があります。

Windows および Mac デバイスでは、以下のいずれかのインストーラーを使用して Secure Endpoint Agent を展開できます。

• フルエージェントインストーラー
• コアエージェントインストーラー

インストーラーの選び方は、ネットワーク設定や、エージェントをローカルでインストールするか遠隔でインストールするかなど、いくつかの要因によって決まります。適切なインストーラーを選択するには、以下の詳細を確認してください。

	フルエージェント	コアエージェント
ファイルサイズ ここで示すファイルサイズはエージェントバージョン 7.21 に適用されるもので、一例に過ぎません。その他エージェントバージョンについては、そのバージョンの Secure Endpoint Agent の取得ダイアログを参照してください。	Windows: 約 176 MB Mac: 約 93 MB	Windows: 約 4 MB Mac: 約 511 KB
パッケージの内容	コアエージェント コアエージェント (rpcnet とも呼ばれる) は、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。コアエージェントが新しいデバイスに初めてインストールされた後、コアエージェントは Absolute モニタリングセンターへの最初の接続によりアクティブになり、デバイスは Absolute に登録されます。その後、コアエージェントは、24.5 時間ごとにスケジュールされた接続を行います。 コンポーネントマネージャー コンポーネントマネージャー (CTES とも呼ばれる) はコアエージェントに加えてインストールされ、デバイスの操作の開始やデバイスデータの収集を行うエージェントコンポーネントを管理します。ほとんどのエージェントコンポーネントは、ハードウェアポリシーやインストール済みアプリケーションポリシーなどのポリシーによって制御されます。コンポーネントマネージャーは通常、Absolute モニタリングセンターに少なくとも 15 分ごとに接続し、デバイスのデータを送信して指示を受け取ります。 ハードウェア、インストール済みアプリケーション、およびデバイス利用状況のコンポーネントなど、データ収集を行うすべてのエージェントコンポーネント フリーズ、スクリプトの実行、ファイル削除、ワイプコンポーネントなど、デバイスアクションを行うすべてのエージェントコンポーネント エージェントをアクティブ化またはテストするためにエージェントコールをトリガーするための Persistence ステータスモニター	コアエージェント コアエージェントをインストールした後、エージェントのコンポーネントは必要に応じてデバイスにダウンロードされます。 データ収集コンポーネントは、その関連するポリシーがアクティブ化されるとダウンロードされます。 デバイスアクションコンポーネントは、該当するデバイスアクションリクエストが送信されるとダウンロードされます。 コンポーネントマネージャーは最初のコンポーネントと一緒にダウンロードされます。 各コンポーネントのダウンロード済みファイルサイズに関する詳細は、 ナレッジベース記事 1160 を参照してください。 Mac エージェントインストーラーパッケージには、エージェントをアクティブ化またはテストするためにエージェントコールをトリガーするためのツールは含まれません。コールをトリガーするには、 Agent Management Tool をダウンロードします。
推奨される使い方	エージェントをネットワーク経由で複数のデバイスに展開していて、帯域幅については懸念していない エージェントを数台のデバイスにローカルにインストールする ゴールドイメージを作成する 自動エージェント更新を無効にしている場合、適切なバージョンのフルエージェントインストーラーをデバイスにダウンロードしてインストールする必要があります。	エージェントをネットワーク経由で複数のデバイスに展開していて、帯域幅について懸念している エージェントのサイズを必要不可欠なエージェントファイルのみに制限したい (ライセンス契約済みの機能をサポートするために必要でないエージェントコンポーネントはインストールしたくない) エージェントを数台のデバイスにローカルにインストールする ゴールドイメージを作成する

インストーラーをダウンロードするには:

1. バージョンコントロールを管理し、エージェントインストーラーを実行する権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。すべてのデフォルトの管理者役割には、この権限が付与されています。
2. ナビゲーションバーで、設定 > エージェント管理をクリックします。

3. 以下の1つを実行します：

   • Absolute によるエージェント更新の管理を許可スライダーがオン (緑色) に設定されている場合:

     1. [オプション] をクリックして、このエージェントバージョンのリリースノートを確認します。
     2. Secure Endpoint Agent を取得をクリックします。「Secure Endpoint Agent <version> を取得」ダイアログが開きます。

   • Absolute によるエージェント更新の管理を許可スライダーがオフ (グレー) に設定されている場合:

     1. 未使用のバージョンを表示チェックボックスを選択します。ページが更新し、デバイスへの割り当てが可能なすべてのエージェントバージョンが表示されます。
     2. ダウンロードするエージェントバージョンを探します。
     3. [オプション] このエージェントバージョンのリリースノートを確認するには、 または > リリースノートをクリックします。
     4. エージェントバージョンの アイコンをクリックするか、 > Secure Endpoint Agent を取得をクリックします。ダイアログが開きます。
4. [オプション] コアエージェントインストーラーのみをダウンロードするには、コアエージェントのみをダウンロードの隣にあるチェックボックスを選択します。このオプションを選択しないと、ダウンロードしたエージェントパッケージには両方のインストーラー (フルエージェントとコアエージェント) が含まれます。

5. 以下の1つを実行します：

   • Windows デバイス向けインストーラーをダウンロードするには、Windows をクリックします。
   • Macs デバイス向けインストーラーをダウンロードするには、macOS をクリックします。

ダウンロードには1分ほどかかる場合があります。圧縮されたエージェントパッケージが以下のファイル名でダウンロードされます。

プラットフォーム	インストーラー	ファイル
Windows	フルエージェント	AbsoluteWinFullAgent-<version>-<account ID>.zip
	コアエージェント	AbsoluteWinCoreAgent-<version>-<account ID>.zip
Mac	フルエージェント	AbsoluteMacFullAgent-<version>-<account ID>.zip
	コアエージェント	AbsoluteMacCoreAgent-<version>-<account ID>.zip

ご使用のブラウザとオペレーティングシステムによっては、.zip フォルダーを保存場所 (例: コマンドラインのインストール用のルートフォルダー等) に保存するために複数のダイアログをクリックする必要があります。

.zip ファイルをダウンロードした後で、展開してインストーラーを実行し、エージェントをインストールできます。

Chromebook 拡張機能 ID を Google 管理者コンソールに追加する方法については、 Chromebook 拡張機能を展開して管理する を参照してください。