Secure Endpoint Agent 10.0 リリースノート

自動エージェント更新が無効な場合、エージェントバージョンをお客様のアカウントの Windows および Mac デバイスに割り当てることで、エージェントのアップグレードを防止できます。エージェントバージョン 10.0 を割り当てるかどうか決定するには、このトピックをお読みになり、このバージョンの Secure Endpoint Agent に含まれる改善内容を確認してください。

Absolute 10.0 で導入されたすべての機能、機能強化、修正を確認するには、Absolute 10.0 リリースノートをご覧ください。

Secure Endpoint Agent について

Secure Endpoint Agent とは、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。このエージェントは、新しいデバイスに初めてインストールされた後の Absolute モニタリングセンターへの初回接続により、アクティブになります。

各エージェントパッケージには、エージェント、関連するエージェントのコンポーネント、インストーラー、readme ファイルなど、そのサポートされるオペレーティングシステムに固有のソフトウェアが含まれます。

エージェントの改良と修正

バージョン 10.0 の Secure Endpoint Agent には、以下のエージェントコンポーネントに対する改良および修正が含まれます。

コンポーネント コンポーネントバージョン 修正と改良
Windows

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.13.17
  • デバイスユーザーが、デバイスの日付と時間設定をサーバーが認識できない形式に更新した場合、エラーが発生し、AVP ペイロードが適切に処理されませんでした。この問題が修正されました。

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3623
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

カスタムデータコレクター

(CDC)

1.0.13.24
  • ディスク容量が非常に少ないことが原因で CDC ペイロードを作成できない場合、空のペイロードがアップロードされることがなくなりました。
  • セキュリティを改善しました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.10.6
  • これまでは、デバイス利用状況イベントの日付と時間を報告するために無効な形式が使用され、処理できないことがありました。この問題が修正されました。

メッセージ

(EUM)

1.0.5.17
  • ログ機能を改善しました。

フルディスク暗号化

(ESP)

1.0.11.14
  • デバイスユーザーが、デバイスの日付と時間設定をサーバーが認識できない形式に更新した場合、エラーが発生し、ESP ペイロードが適切に処理されませんでした。この問題が修正されました。

  • セキュリティを改善しました。

ジオロケーション

(GEO)

1.0.13.6
  • ログ機能を改善しました。

ハードウェア

(HDP)

2.0.17.11
  • セキュリティとログ機能を改善しました。

Mac

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3623
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.8.14
  • これまでは、デバイス利用状況イベントに関連付けられたパブリック IP アドレスが不正確である場合がありました。この問題が修正されました。

フルディスク暗号化

(ESP)

1.0.10.14
  • セキュリティを改善しました。

ハードウェア

(HDP)

1.0.13.16
  • Mac デバイスをフリーズした後、デバイスのユーザー名が、最後にログインしたユーザーではなく root としてコンソールで報告されていました。この問題が修正されました。

  • ハードウェアフィールドにアポストロフィー (') などの特殊文字が含まれる場合、その文字がコンソールで適切に表示されるようになりました。

  • 一部の稀なケースで、Mac デバイスの SSID が変更されても、新しいハードウェアスキャンがトリガーされないことがありました。この問題が修正されました。

インストール済みアプリケーション

(SNG)

1.0.12.22
  • SNG コンポーネントが、Rapid7 アプリケーションのアプリケーション利用状況情報を正常に検出するようになりました。
  • Remote Desktop、Word、Excel などの Microsoft アプリケーションで、レポートされるインストール日時が正確になりました。
  • Trend Micro Apex One Security Agent の名前が、コンソール全体で Apex One (Mac) Security Agent として一貫して報告されるようになりました。
  • これまでは、SNG コンポーネントが Sophos AntiVirus の名前を "Sophos Scan" として検出し、アンチマルウェアアプリケーションであることを検出しませんでした。この問題が修正されました。
  • SNG コンポーネントの機能を強化し、検出するアプリケーション情報の精度と完全性が改善しました。
  • SNG コンポーネントが、以下の組み込み macOS コンポーネントの健全性を正常に検出するようになりました。
    • Gatekeeper
    • ファイアウォール
    • データ保護
    • FileVault
  • パフォーマンスとログ機能を改善しました。