インストール済みアプリケーションポリシーの紹介
インストール済みアプリケーションポリシーは、アクティブな Windows および Mac デバイスにインストールされているソフトウェアアプリケーションに関する情報の収集を制御します。収集された情報はアプリケーションエリアで確認でき、ソフトウェアインベントリーおよびライセンス管理に使用したり、ソフトウェアアプリケーションの重要度を識別するためにも用いられます。

インストール済みアプリケーションポリシーは、Windows または Mac オペレーティングシステムの対応バージョンを実行しているデバイスで有効にできます。アプリケーションデータをコンソールで表示するには、各デバイスの Secure Endpoint Agent が Absolute モニタリングセンターに定期的に接続している必要があります。

Secure Endpoint Agent の SNG コンポーネント デバイス上にインストールされたソフトウェアアプリケーションを検出する、Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントです。SNG コンポーネントは、「インストール済みソフトウェアポリシー」がアクティブになっているポリシーグループにデバイスが関連付けられている場合のみ、そのデバイスに展開されます。 は、デバイスにインストールされているソフトウェアアプリケーションに関する情報を収集する役割を果たします。インストール済みアプリケーションポリシーをアクティブにすると、次回 Absolute モニタリングセンターにエージェントがチェックインした後で、各デバイスでコンポーネントがアクティブ化されます。
SNG コンポーネントが展開されると、デバイスにインストールされたアプリケーションを検出し、検出した情報を暗号化して、Absolute モニタリングセンターへのスケジュールされたチェックインとは無関係の安全な接続を使用して、データベースにその情報をアップロードします。その後、コンポーネントがデバイスを 5 分間隔でスキャンして、インストール済みアプリケーションに変更があるかを確認します。変更が検出されると、デバイスの次回のエージェント接続の際に新しい情報がアップロードされます。エージェント接続は、デバイスがオンラインの場合通常は 15 分以内に発生します (アップロード後に追加でアプリケーションの変更が発生した場合、次のアップロードは1時間遅れることに注意してください)。また、24 時間ごとにフルスキャンがアップロードされます。
インストール済みアプリケーションポリシーは、各デバイスから以下のようなアプリケーション情報を収集します。
- アプリケーション名
- アプリケーションバージョン
- パブリッシャー
- インストール日
- インストールの場所
-
アプリケーションの健全性情報
アプリケーションの健全性情報は、Absolute Resilience 製品が1 アカウントに関連付けられている場合にのみ利用できます。アプリケーションの健全性の詳細を見る


デフォルトでは、グローバルポリシーグループには事前定義のインストール済みアプリケーションポリシーが含まれ、このポリシーは非アクティブに設定されています。ポリシーはグローバルポリシーグループでアクティブ化できますが、ベストプラクティスは、カスタムポリシーグループを作成し、各ポリシーグループのインストール済みアプリケーションポリシーを必要に応じてアクティブ化することです。

インストール済みアプリケーションポリシーによって収集したアプリケーション情報は、アプリケーションページおよびインストール済みアプリケーションレポートで確認できます。この情報は、各デバイスのアプリケーションページでも確認できます。