アクションルールを作成する

Absolute 製品ライセンスによっては、アクションルールが利用できない場合があります。

ポリシー > ルールエリアでは、デバイス状態が変化するイベントがイベント履歴に記録されたときに 1 つ以上のアクションが自動的にトリガーされるルールを設定し、アクティブ化することができます。

以下のアクションがサポートされます。

  • ポリシーグループを変更
  • フリーズ
  • スクリプトを実行
  • メッセージを送信
  • E メール

アクションルールは、アカウント内のすべてのデバイスに、または個別のデバイスグループに割り当てることができます。

未暗号化デバイスルール

デバイスのディスクを完全に暗号化できなかった場合、デバイスにアクセスできないようにし、そのデータを保護した状態に保ちたいとします。デバイスの暗号化ステータスが「暗号化済み」または「使用領域が暗号化済み」を除くステータスに変化した場合に、そのデバイスをフリーズするアクションルールを作成します。

所在不明デバイスルール

所在不明デバイスの位置情報を追跡できるようにしたいとします。ジオロケーション追跡ポリシーを単独のポリシーグループでのみアクティブ化しているため、デバイスが所在不明であると報告された場合に、そのデバイスをこのポリシーグループに自動的に移動するアクションルールを作成します。

アクションルールの設定によっては、ルールが多数のデバイスに影響を与えたり、想定外の結果を招く場合があります。ルールが想定通りに機能することを確実にするため、以下のベストプラクティスに従ってください。

  1. 十分な期間にわたり、 E メールアクションのみを使用してルールを試験運用します。これにより、以下を検証することができます。
    • 選択したデバイス状態の変化イベントが記録される頻度、および
    • 影響を受けるデバイス。
  2. 試験運用の結果に基づいて、ルールの設定に対して必要な調整を行います。
  3. ルールが想定通りに機能することが確認できたら、フリーズなど、その他のアクションを含めるように編集します。