リクエストを監視する
デバイスまたはデバイスのグループでサポートされるアクションを実行すると、デバイスアクションリクエストが履歴エリアのアクションリクエストページに追加されます。必要な権限がお客様のユーザー役割に関連付けられている場合、このページに移動して、以下の操作を行うことができます。
- デバイスアクションリクエストの確認
- リクエストの進捗の確認
- リクエスト内の個々のデバイスのアクションステータスの確認
- デュアル認証リクエストの承認または却下
- 保留中のアクションステータスがあるデバイスでのリクエストのキャンセル
- メッセージの 1 つ以上のデバイスへの再送信
デバイスごとにリクエスト内のアクションを確認するには、アクションページに移動します。

デバイスアクションリクエストを表示またはエクスポートするには、サポートされるアクションのいずれか 1 つの表示権限がお客様の役割に付与されている必要があります。アクションページの特定のアクションを確認するには、お客様の役割にそのアクションの閲覧権限が付与されている必要があります。

アクションリクエストページを開くには、ナビゲーションバーで 履歴 > アクションリクエストをクリックします。

アクションリクエストページには、以下の情報が表示されます。

リクエストは、承認保留中、スケジュール済み、進行中、または実施済みという見出しでサイドバーにリストアップされ、直近のリクエストが最初に表示されます。
- 承認保留中 (デュアル認証リクエストのみ): 承認待ちのすべてのリクエストを一覧表示します。
- スケジュール済み (メッセージ送信リクエストおよび計画フリーズリクエストのみ): 将来実施されるようスケジュールされたすべてのリクエストをリストアップします。リクエスト内のすべてのデバイスのアクションステータスは、保留中または準備完了となります。少なくとも 1 つのデバイスで、リクエストのスケジュール済み日時 (デバイスのローカル時間) になると、リクエストは進行中に移行します。
例 メッセージ送信リクエストが 3 月 1 日午前 11 時にスケジュールされているとします。午前 10 時にコンソールにログインすると、リクエストは進行中に移行していました。リクエストに含まれるデバイスの 1 つが、自分のタイムゾーンより 3 時間先のタイムゾーンにあるためです。このデバイスのローカル時間ではすでにスケジュールされた日時を過ぎているため、そのリクエストは進行中に移行されました。 リクエストのスケジュール済み日時の時点ですべてのデバイスがオフラインであった場合、リクエストはスケジュール済み日時 (UTC) から 24 時間以内に進行中に移行します。
- 進行中: リクエスト内の一部またはすべてのデバイスのアクションステータスが保留中または処理中であるすべてのリクエストを一覧表示します。各リクエストには、リクエストのステータスを示す進捗バーが表示されます。進捗は以下によって表されます。
完了: ステータスが失敗、成功、完了、キャンセル済みであるデバイス
進行中:ステータスが保留中、準備完了、処理中であるデバイス
- 完了: リクエスト内のすべてのデバイスのアクションステータスが、失敗、成功、完了またはキャンセル済みであるリクエストすべてを一覧表示します。デフォルトでは、実施済みは過去1年間に完了したリクエストを表示します。
検索とドロップダウンリストを使用することで、特定のリクエストを検索できます。

サイドバーのリクエストをクリックすると、作業エリアにそのリクエストの概要が表示されます。概要には以下の内容が含まれます。
項目 | 説明 |
---|---|
進捗バー |
リクエストの進捗。ステータスごとのデバイスの割合 (%) を示します。 リクエストの各デバイスは、以下のいずれかのステータスとなります。
|
リクエスト名 |
リクエストの作成時にリクエストに指定された、デフォルトの名前またはユーザー定義の名前 作成日、計画日、完了日、およびリクエスト実行者の名前 |
一部の暗号消去リクエストおよび全ファイル削除リクエストのみに適用 単一の消去リクエストの送信時に作成された 2 つのリクエストに関する詳細情報。もっと見る 指定されたリンクを使用して、リクエスト間を移動します。 |
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デュアル認証の詳細 |
デュアル認証リクエストにのみ適用されます
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リクエスト ID | リクエストに対してシステムが定義した一意の識別子 |
説明 | リクエストの作成時に追加された説明 (あれば) |
設定 | アクションリクエストの作成に使用した設定の詳細 |
拒否理由 |
拒否されたデュアル認証リクエストにのみ適用されます 2 番目のユーザーがアクションリクエストを拒否した理由 |
アクションボタン |
承認保留中のデュアル認証リクエストにのみ適用されます デュアル認証リクエストを管理するためのアクションボタン アクションを承認するように設定された役割のユーザーのみが使用できます。 |

作業エリアにはリクエストの詳細が含まれます。各デバイスのアクションステータスに関する情報は、以下の列の表に整理されます。
列 | 説明 |
---|---|
デバイス名 |
デバイスの デバイス名 オペレーティングシステムでデバイスに割り当てられた名前。Chromebooks ではデバイス名は適用されないため、Secure Endpoint Console では「Chrome」と表示されます。 および シリアル番号を含む デバイスメーカーによってデバイスに割り当てられた識別番号。Windows デバイスでは、この値はメーカーによって BIOS、マザーボード、シャーシのシリアル番号に対応します。 デバイスのデバイス詳細ページを表示するには、リンク付きのデバイス名をクリックします。 |
アクション > ステータス |
デバイス上のアクションの進捗と、最後のステータス更新日 アクションステータスは以下のいずれか 1 つとなります。
|
アクション > ステータス詳細 |
アクションステータスが「失敗」のリクエストでは、アクションが失敗した理由を示します アクションステータスが「完了」のファームウェアのフリーズリクエストでは、OS フリーズステータスとファームウェアのフリーズステータスを示しますもっと見る その他のアクションステータスについては、データなしを示します |
OS 名 | デバイスで検出されたオペレーティングシステムの名前 |
フリーズ解除コード |
フリーズリクエストにのみ適用されます デバイスのフリーズを解除して再び使用できるようにするために、各デバイスに直接入力されるコードです。 セキュリティの都合上、フリーズ解除コードはマスク処理されます。表示するには、 この列は、フリーズ削除の実行権限のあるユーザーとしてログインしている場合のみ利用できます。 |
結果 |
ファイル削除リクエストにのみ適用されます 発見済み n – 削除済み m: デバイスで見つかったファイルの数 (n) と削除されたファイルの数 (m) です。見つかったファイルの数と削除されたファイルの数が異なる場合、ログファイルで詳細情報を確認してください。 |
証明書 |
暗号消去リクエストおよび全ファイル削除リクエストのみに適用 サニタイズ証明書のダウンロードリンク |
ログファイル |
ファイル削除リクエストにのみ適用されます デバイスのリクエストステータスが「完了」の場合に利用可能なログファイルをダウンロードするためのリンク |
スクリプトリターンコード |
スクリプトの実行リクエストのみに適用 リターンコードから、スクリプトが正常に実行されたかどうかがわかります。 スクリプトが成功した場合、スクリプトは 0 を返します。他のリターンコードはスクリプトで定義されています。スクリプトを確認するには、リクエストの概要でスクリプトへのリンクをクリックします。 |
メッセージの応答 |
メッセージ送信リクエストにのみ適用 メッセージに対する応答に含まれる、セミコロンで区切られたフィールド名とカスタムデバイスフィールドの値のリスト フォーマット:フィールド名 1: 値 1; フィールド名 2: 値 2 以下の場合、データなしと表示されます
フィールドにマウスカーソルを合わせると、すべての値がツールチップに表示されます。行をクリックすると、デバイス概要が表示されます |
リクエスト内のデバイスを検索するための検索条件として、デバイス名またはシリアル番号を使用することができます。列を追加することで、レポートにその他のデバイスアクション情報を含めることもできます。
列のいずれかにデータなしと表示された場合、情報がデバイスで検出されていないか、デバイス情報が重複しています。ファイルアップロードでデバイスが 2 回リストされると、デバイス情報が重複される場合があります。2 番目の記録はデータなしと表示されます。

メッセージ送信リクエストにのみ適用
アクションリクエスト内のデバイスに関する詳細情報を表示するには、行の背景のどこかをクリックして、デバイス概要ダイアログを開きます。以下の情報が表示されます:
- デバイス識別子のヘッダー
- デバイス名 オペレーティングシステムでデバイスに割り当てられた名前。Chromebooks ではデバイス名は適用されないため、Secure Endpoint Console では「Chrome」と表示されます。
- シリアル番号 デバイスメーカーによってデバイスに割り当てられた識別番号。Windows デバイスでは、この値はメーカーによって BIOS、マザーボード、シャーシのシリアル番号に対応します。
- Absolute Identifier デバイスにインストールされた Secure Endpoint Agent に割り当てられている、固有の電子シリアル番号 (ESN)。
- 暗号化ステータス フルディスク暗号化製品のインストールに関して Windows または Mac デバイスで検出されたステータス。可能な値は次のとおりです。暗号化済み、使用領域が暗号化済み、未暗号化、一時停止、暗号化が進行中、復号が進行中、未検出、データなし。
最終接続日 デバイスのコンポーネントマネージャーが Absolute モニタリングセンターに最後に接続した日付と時刻。オンラインデバイスでは、コンポーネントマネージャーによる接続は通常は 15 分ごとに行われます。コンポーネントマネージャー (CTES) も参照してください。 (相対的な日付。23 日前など)
正確な日時をツールチップで表示するには、相対的な日付の上にカーソルを合わせます。
デバイスの表示ボタン
デバイスのデバイス詳細ページを表示するには、デバイスの表示をクリックします。
-
メッセージの応答
以下のいずれか 1 つを表示します。
-
ユーザー応答メッセージの場合:
-
各カスタムデバイスフィールドと、完了したリクエストで入力されたユーザーの応答が表示されます。
-
応答が任意であり、ユーザーが応答しなかった場合、カスタムデバイスフィールドとデータなしが表示されます。
エラーが発生した場合、ステータスアラートバナーに、更新に失敗したカスタムデバイスフィールドの数が表示されます。各フィールドの実際のエラーが、応答値の横に一覧表示されます。
-
-
情報メッセージの場合、データなしと表示されます。
-

デフォルトでは このページの生成に使用されるフィルターはありません。
1 つ以上のフィルター条件に基づいてフィルターを追加することで、特定のリクエストに対してカスタムバージョンのリクエストの詳細を作成できます。例えば、リクエストの詳細をフィルタリングして、失敗したアクションのみを表示することができます。

デフォルトでは、データはアクション > ステータスでソートされています。デバイスは以下の順序で表示されます。
- 失敗
- 保留中
- 準備完了 (メッセージ送信リクエストのみ):
- 処理中
- キャンセル済み
- 成功/完了
並び順の変更は、列見出しをクリックして行います。

アクションのステータスを表示するには:
- 実施中のアクションの閲覧権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。
- ナビゲーションバーで
履歴 > アクションリクエストをクリックします。
-
アクションリクエストのサイドバーで、対象となるリクエストをクリックします。特定のリクエストを検索するには、以下のいずれかを実行します。
- アクションドロップダウンから、アクションのタイプをフィルタリングするためのオプションを選択します。
-
作成済みドロップダウンから、リクエストが作成された日付をフィルタリングするためのオプションを選択します。選択肢は過去 7 日間から過去 90 日間までです。
作成済みドロップダウンを使用してリクエストのリストをフィルタリングすると、実施済み内のアクションが、完了日ではなく、リクエストの作成日でフィルタリングされます。
-
をクリックして検索フィールドを拡張し、以下のいずれかを入力します。
- リクエスト名
- リクエスト実行者の姓
- スクリプト名 (スクリプトの実行リクエストのみに適用)
- メッセージ名 (メッセージ送信リクエスト、フリーズリクエスト、およびフリーズ削除リクエストにのみ適用)
入力に合わせて、検索結果が動的に更新されます。検索フィールドを消去するには、
をクリックします。
- 各カテゴリーのリクエストを非表示にするには、リクエストのリストで、承認保留中、スケジュール済み、進行中、および完了の各ヘッダーをクリックします。
リクエストの概要と詳細が、作業エリアで開きます。

デフォルトでは、過去 1 年以内に完了したリクエストを表示することができます。それよりも古いリクエストを表示するには、アクションタイプごとにリクエストのリストをフィルタリングします。リストをフィルタリングしたら、検索を使用して結果を絞り込むことができます。
古いリクエストを表示するには:
- 完了したアクションの閲覧権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。
- ナビゲーションバーで
履歴 > アクションリクエストをクリックします。
- アクションリクエストのサイドバーで、アクションドロップダウンからアクションタイプを選択します。
- [オプション] 完了したリクエストのみを表示するには、リクエストのリストで、承認保留中、スケジュール済み、進行中の各ヘッダーをクリックします。
-
[オプション] アクションリクエストのサイドバーで、
をクリックして検索フィールドを拡張し、以下のいずれかを入力します。
- リクエスト名
- リクエスト実行者の姓
- スクリプト名 (スクリプトの実行リクエストのみに適用)
- メッセージ名 (メッセージ送信リクエスト、フリーズリクエスト、およびフリーズ削除リクエストにのみ適用)
入力に合わせて、検索結果が動的に更新されます。検索フィールドを消去するには、
をクリックします。
過去 5 年以内に完了したリクエストが表示されます。
リクエストは 5 年経つと削除されます。リクエストが削除された後で、以下の情報を取り戻す方法はありません。
- フリーズリクエストのフリーズ解除コード
- 暗号消去リクエストおよび全ファイル削除リクエストのサニタイズ証明書
- ファイル削除リクエストのログファイル
リクエストの完了後 5 年以上経ってからもこの情報が必要になる場合は、Secure Endpoint Console の外部でコピーを作成してください。

ページまたはレポートの表示中は、新しいデータが利用可能になっても、そのデータが動的に更新されることはありません。デバイスからアップロードされたばかりの情報など、システムで利用可能な最新のデータを表示するには、ページの左下にある アイコンをクリックします。最終更新日フィールドが現在の日時に更新されます。

(エクスポート) をクリックすると、ページをレポートとしてエクスポートし、お使いのパソコンにダウンロードすることができます。ページのフィルターを編集した、または列の追加や削除を行った場合、変更内容を保存しなくても、変更はエクスポートされたレポートに反映されます。
アクションから情報をエクスポートする場合の注意事項:
- デバイス名は、識別子列、デバイス名列およびシリアル番号列としてエクスポートされます。
- アクション > ステータスは、アクションステータス列およびアクションステータス更新日列としてエクスポートされます。

アカウントとユーザー役割に関連付けられている Absolute ライセンスに応じて、アクションペリクエストージの以下のタスクの一部またはすべてを実行することができます。
- 個々のデバイスの検索と表示
-
1 台以上のデバイスで以下の任意のアクションをリクエストします。
- フリーズ
- スクリプトを実行
- ワイプ
- メッセージを送信
- 登録解除
- フリーズ削除
- ファイル削除
- EDD スキャンを実施
- ライセンスを変更
- ポリシーグループを変更
- 所在不明または盗難を報告
- 発見を報告
- スーパーバイザーパスワードの管理
「ポリシーグループを変更」アクションは、一時的にこのページからは利用できません。