管理者の最初のステップ

Secure Endpoint Console は、お客様のデバイス群を可視化し、ほぼリアルタイムの修復を実現してデバイス、データ、アプリケーション、ユーザーを保護することができる Web ベースのユーザーインターフェイスです。

始める前に

Secure Endpoint Console で作業を開始し、アカウントの設定を行う前に、以下の検討事項や推奨事項を確認してください。

  • [オプション] Absolute マスターサブスクリプション契約を確認してください。
  • システム要件ユーザーの権限を確認します。
  • インターフェイスについてよく理解してください。
  • コンソールの使用中に (ヘルプとサポート) > このページのヘルプをクリックすると、作業中の内容に関するヘルプトピックをいつでも確認できます。ヘルプシステムには、 > リソースをクリックしてアクセスできます。
  • Absolute の使い方を確認するには、Learning Hub にアクセスしてください。Learning Hub にアクセスするには、クイックアクセスツールバーの (ヘルプとサポート) をクリックし、その後リソース > Learning Hubをクリックします。

Absolute アカウントのセットアップ

管理者としての最初のステップは、各デバイスの Secure Endpoint Agent がアクティブ化され、デバイスのハードウェアおよびソフトウェアシステム情報を Absolute モニタリングセンターに正常に送信していることを確認することです。

その後、強化したデータ収集機能を有効にして、Secure Endpoint Console にアクセスする他のユーザーを招待することができます。

タスク 詳細
エージェントの展開

Absolute で管理したいすべてのデバイスに Secure Endpoint Agent が展開されていることを確認します。

デバイスが Absolute モニタリングセンターにアクティブに接続していることをチェックするには、アクティベーションレポートを確認します。

利用可能なポリシーのアクティブ化

強化されたデータ収集機能のメリットを得るには、グローバルポリシーグループに移動し、以下のポリシーの 1 つ以上をアクティブ化する必要があります。

  • Application Resilience

    Windows デバイスにインストールされている、BitLocker や SCCM などのサードパーティアプリケーションのステータスに関する情報の収集を制御します。

  • カスタムデータ

    Windows デバイスのカスタムデータポリシーで設定したデータポイントの収集を管理します。

  • Endpoint Data Discovery (EDD)

    Windows および Mac デバイスに保存されている機密データまたはリスクファイルデータに関する情報の収集を制御します。

  • デバイス利用状況

    デバイスの使用状況に関する情報の収集を制御します。

  • フルディスク暗号化ステータス

    各 Windows および Mac デバイス上にインストールされたフルディスク暗号化製品と、デバイスのシステムドライブの暗号化ステータスに関する情報収集を制御します。

  • ジオロケーション追跡

    コンソールのデバイスエリアとレポートエリアに表示される、デバイスからのジオロケーション情報の収集を制御します。

  • インストール済みアプリケーション

    Windows および Mac デバイスにインストールされているソフトウェアアプリケーションに関する情報の収集を制御します。

  • Web 利用状況

    Chromebook および Windows デバイス上での、Chrome ブラウザーからの Web 利用状況データの収集を制御します。

これらのポリシーをアクティブ化すると、デバイスからの情報収集が始まります。

ユーザーの追加

各ユーザーの情報を入力し、各ユーザーに役割およびデバイスグループを割り当て、その後ユーザーを招待してユーザーアカウントをアクティブにして、ユーザーを自分の Absolute アカウントに追加します。

シングルサインオンを設定する予定である場合、SCIM の統合を設定することで、IdP からユーザーを自動的にプロビジョニングすることができます。もっと見る

管理者の次のステップ

お客様の組織のニーズに応じて、以下のタスクの 1 つ以上を実行して Absolute アカウントにその他の設定を追加することができます。

タスク 詳細
デバイスグループの作成 デバイスグループを作成して、アカウント内のデバイスを、組織のニーズに合った論理グループに整理します。その後、これらのデバイスグループを使用してレポートをフィルタリングしたり、デバイスをポリシーグループに追加したり、アクションを開始することができます。
カスタムポリシーグループを作成する カスタムポリシーグループを作成すると、さまざまなデバイスグループのさまざまなデータセットを収集できます。
シングルサインオン (SSO) の設定 お客様の組織がサポート対象の SAML2.0 アイデンティティプロバイダー ID 情報を作成、維持、管理し、セキュリティトークンを使用してインターネット上のユーザーを認証するオンラインサービスまたは Web サイト。 (IdP) をユーザー認証用に使用している場合、Secure Endpoint Console でシングルサインオンを有効にできます。SCIM の統合を設定することで、IdP からユーザーをプロビジョニングすることもできます。
2 要素認証の有効化 2 要素認証 (2FA) を有効にすることで、さらなるセキュリティレイヤーを Absolute アカウントに追加することができます。2FA を有効にすると、すべてのユーザーが Secure Endpoint Console へログインするときに、メールアドレスとパスワードに加えて、6 桁の認証コードの入力が求められます。
カスタム役割の作成 Absolute にはデフォルトユーザー役割が含まれますが、カスタム役割を作成して、個別の権限を各役割に割り当てることもできます。