新しいバージョンのエージェントをテストする

アカウントの自動エージェント更新が無効な場合、いくつかのテストデバイスで新しいエージェントバージョンをテストしてから、アカウントを新しいバージョンにアップグレードすることができます。

新しいバージョンのエージェントをテストするには:

エージェントの自動更新を無効にします。この操作により、新しいバージョンのリリース時にエージェントの自動更新が行われなくなります。

このステップは、Secure Endpoint Agent の次のリリース前に実施しなければなりません。
新しいポリシーグループを作成し (未実施の場合)、テストデバイスのセットをそのグループに追加します。

新しいバージョンのエージェントがリリースされたら、以下を実行します。

バージョンコントロールを管理する権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。すべてのデフォルトの管理者役割にはこの権限が付与されています。

ナビゲーションバーで、設定 > エージェント管理をクリックします。

エージェント管理ページが開き、最新エージェントバージョン、デフォルトエージェントバージョン、および少なくとも 1 つのポリシーグループに現在割り当てられているすべてのエージェントバージョンが表示されます。Absolute によるエージェント更新の管理を許可スライダーはオフ (グレー) に設定されています。

スライダーがオン (緑色) に設定されている場合、このタスクの前提条件を満たしていません。

使用中のエージェントバージョンごとに、以下のアイコンが表示されます。

アイコン	説明
	このエージェントバージョンに割り当てられているポリシーグループの数
	このエージェントバージョンに割り当てられているデバイスの数

エージェントバージョンの隣に未対応ラベルが表示されている場合、そのバージョンはサポートが終了しています。現在このエージェントバージョンに割り当てられているポリシーグループについては、なるべく早く、新しいサポートされるバージョンに割り当てることがベストプラクティスです。

[オプション] 未使用のバージョンを表示チェックボックスを選択します。ページが更新し、デバイスへの割り当てが可能なすべてのエージェントバージョンが表示されます。
テストしたいエージェントバージョンの隣りで、または > リリースノートをクリックします。該当の Secure Endpoint Agent リリースノートが開きます。
リリースノートを確認し、このバージョンのエージェントで導入された新しい機能、特徴、修正について理解します。
ステップ 2 で作成したポリシーグループに、新しいエージェントバージョンを割り当てます。

テスト用ポリシーグループのデバイスは、次回エージェントが Absolute モニタリングセンターに接続したときに、自動的に新しいエージェントバージョンに更新されます。

新しいエージェントバージョンがテストデバイスに展開されたことを確認するには:
1. ナビゲーションバーでデバイスをクリックします。
2. ページをフィルタリングして、作成したポリシーグループに含まれるデバイスを表示します。
3. 各デバイスの最終接続日デバイスのコンポーネントマネージャーが Absolute モニタリングセンターに最後に接続した日付と時刻。オンラインデバイスでは、コンポーネントマネージャーによる接続は通常は 15 分ごとに行われます。コンポーネントマネージャー (CTES) も参照してください。の日時を確認し、エージェント接続が、デバイスのポリシーグループに新しいエージェントバージョンを割り当てた後に行われていることを確認します。エージェント接続は、デバイスがオンラインの場合、通常 15 分ごとに行われます。
Secure Endpoint Console を使用して、新しいエージェントバージョンで導入された、お客様の Absolute の展開に適用される機能や特性をテストします。
テストが完了したら、以下の1つを実行します：
- すべてのデバイスを新しいエージェントバージョンに移行させるには、すべてのポリシーグループをエージェントバージョンに割り当てます。
- 一部のデバイスを新しいエージェントバージョンに移行させるには、そのデバイスのポリシーグループをエージェントバージョンに割り当てます。
- 古いバージョンのエージェントを残すには、作成したポリシーグループを削除します。すべてのテストデバイスはグローバルポリシーグループに移動され、デバイスのエージェントはグローバルポリシーグループに割り当てられたエージェントバージョンに戻ります。