GDPR 概要レポート
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GDPR 概要レポートには、 欧州経済領域 (EEA) Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントで、EDD スキャン中に Windows または Mac デバイス上に保存された、リスクのあるデータを検出します。DAR コンポーネントは、「Endpoint Data Discovery ポリシー」がアクティブになっているポリシーグループにデバイスが関連付けられている場合のみ、そのデバイスに展開されます。 の加盟国向けに 一般データ保護規則 (GDPR) 一般データ保護規則 (GDPR) は、欧州経済領域 (EEA) に住む個人に関連するデータを処理するすべての組織に適用される、一連のデータ保護規則を定めます。 で定められている保護要件の対象となる個人データが DAR コンポーネント EEA の加盟国は、欧州連合 (EU) 加盟国にアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーを加えた国々です。欧州の単一市場に参加する国々を定義します。によって検出されたデバイスが表示されます。具体的には、以下のルールに対して集約されたマッチスコアがレポートに表示されます。
- 事前定義済みの GDPR個人データルール
- レポートに含むように設定した任意のカスタム EDDルール
マッチスコアは、関連するルールに関して、デバイス上で検出されたコンテンツのマッチ数を示す計算された値です。デフォルトで、レポートには GDPR 集約マッチスコアが含まれますが、個別のマッチスコア列をレポートに追加することで、さまざまなルールごとの合計の明細を表示させることができます。また、デバイスの Endpoint Data Discovery 概要ページを開くと、各ファイルの詳細と、マッチを生んだ特定のコンテンツを確認できます。この情報により、各マッチを個別に調べて 誤検知 EDD 関連のレポートまたはページの結果で、ファイルに一致が検出されたが、詳細な調査のうえで一致したコンテンツがリスクのあるデータであるとは考えられない場合。を特定し、デバイスのリスクレベルを判定できます。
レポートの範囲は、各デバイスの前回のフル EDD スキャン Secure Endpoint Agent のプロセスであり、デバイスのハードドライブ上のファイルを開いて分析し、Endpoint Data Discovery ポリシーで定義したリスクのあるコンテンツを特定します。DAR コンポーネントも参照してください。 中に収集された情報と、その後の差分スキャンに限定されます。EDD スキャンの所要時間は数時間から数日です。レポートの実行時にデバイス上でスキャンが進行中の場合、そのスキャンから得られたデータは含まれません。新しいアクティベーションでは、このレポートにデータが反映されるまで数日かかる場合があります。
レポートページでは、Absolute ビューまたはデータの可視性カテゴリーからこのレポートにアクセスできます。

GDPR 概要レポートは、 エージェントステータス デバイスの Secure Endpoint Agent の動作状態。可能な値は、アクティブ (デバイスのエージェントが Absolute モニタリングセンターに接続していることを示す)、非アクティブ (以下のいずれかを示す: デバイスが別のアカウントに移動されている、デバイスが登録解除されたが再アクティブ化が設定されている、または工場でデバイスの Persistence が有効になっているがデバイスがまだ Absolute モニタリングセンターにコールしていない)、無効 (エージェントが削除対象となっている、または登録解除されたデバイスから削除されていることを示す)です。非アクティブなデバイスおよび無効なデバイスは、ライセンスを消費しません。 がアクティブに設定されていて、アクティブな Endpoint Data Discovery ポリシーのあるサポートされるWindows および Mac デバイスにのみ適用されます。

GDPR 概要レポートの情報を表示するには、まず以下のいずれか 1 つを実行する必要があります。
- 1 つ以上のポリシーグループで、Endpoint Data Discovery (EDD) ポリシーの GDPR 個人データルールを有効にし、ポリシーをアクティブ化します。
-
以下を実行することで、レポートにカスタムルールを含めます。
- カスタムルールを作成します。たとえば、所属する組織に応じて、従業員 ID または学生 ID を検出するルールを作成したいとします。
- GDPR 概要レポートに新しいルールを含めます。
- カスタムルールを発行します。
- 1 つ以上のポリシーグループで、Endpoint Data Discovery (EDD) ポリシーのカスタムルールを有効にします。
- EDD ポリシーを有効にします。

デフォルトでは、このレポートの生成には以下のフィルターが使用されます。
「0」より大きい GDPR 集約マッチスコア

GDPR 概要レポートでは、情報が以下の列にまとめられています。
列 | 説明 |
---|---|
デバイス名 |
デバイスの デバイス名 オペレーティングシステムでデバイスに割り当てられた名前。Chromebooks ではデバイス名は適用されないため、Secure Endpoint Console では「Chrome」と表示されます。 および シリアル番号を含めたデバイス名 デバイスメーカーによってデバイスに割り当てられた識別番号。Windows デバイスでは、この値はメーカーによって BIOS、マザーボード、シャーシのシリアル番号に対応します。 デバイスのデバイス詳細ページを表示するには、リンク付きのデバイス名をクリックします。 |
GDPR 集約マッチスコア |
すべての GDPR 関連の EDDルールに対して、デバイスで検出されたマッチ数の合計。 この値は GDPR 個人データマッチスコアと、レポートに含めるようにフラグを付けられたすべてのカスタムルールのマッチスコアと等しくなります。値が大きいほど、許容できない量の GDPR 個人データがデバイス上に保存されていると考えられます。 |
暗号化 > ステータス |
デバイスの暗号化ステータスの概要。 ![]()
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スキャン日 | デバイスで EDD スキャンが終了した日付と時刻 (ローカルなデバイス時間 サーバー時間とは逆に、デバイスのローカルタイムゾーンで表した日付と時間。コンソールでは、ローカルデバイス時間はデバイスから収集された利用状況データと、一部のデバイスアクションリクエストのスケジュール設定時に適用されます。)。 |
GDPR 概要レポートでは特定の情報を検索することができます。
列を追加することで、レポートにその他のデバイス情報を含めることもできます。たとえば、カスタムルールをレポートに含めるように設定した場合、それぞれのマッチスコアを示す列を追加できます。
