デバイスデータ収集の頻度
ポリシーをアクティブ化すると、デバイスからのデータ収集が開始されます。Secure Endpoint Console でこのデータが利用できるかどうかは、各デバイスでのデータの収集頻度と、データのアップロードのタイミングによって異なります。各ポリシーにはそれぞれのデータ収集頻度とアップロード頻度が設定されていますが、これは収集対象の情報のタイプにある程度依存します。たとえば、ネットワークの変更など、セキュリティ上の問題を示すデータは、他のデータよりも頻繁にアップロードされます。
ポリシーによっては、新しいデータや更新されたデータについて、以下の方法でデバイスがスキャンされることがあります。
- 計画スキャン: 1 時間ごとなど、定期的に実施されます。
- トリガーされたスキャン: デバイスの再起動など、デバイスでイベントが発生したときにトリガーされます。トリガーされたスキャンは、計画スキャンに対して追加的に行われます。
- オンデマンドスキャン (EDDポリシーにのみ適用): コンソールのユーザーがリクエストします。オンデマンドスキャンは、計画スキャンに対して追加的に行われます。
スキャンによってデバイスのデータの変更が明らかになった場合、デバイスがオンラインであれば新しいデータが収集され、15 分以内に Secure Endpoint Console にアップロードされます。変更がない場合、フルスキャンが毎日または毎週 (以下の詳細を参照) アップロードされ、コンソールのデータが最新に保たれます。
ポリシー/サービス |
計画スキャンの頻度 |
トリガーされたスキャンかどうか |
アップロード頻度 |
---|---|---|---|
アンチマルウェア |
毎時 |
いいえ |
少なくとも毎日、およびデータが変更されたとき |
Application Resilience |
15 分ごと |
いいえ | 少なくとも 6 時間ごと、およびアプリケーションの健全性ステータスが変更されたとき |
カスタムデータ |
毎日 |
いいえ |
毎日 |
デバイス利用状況 |
スキャンは継続的 利用状況の分数は時間ごとにまとめられます |
いいえ | |
Endpoint Data Discovery (EDD) |
ポリシーで設定可能 選択肢は四半期ごと、毎月、毎週、毎日 オプションのオンデマンドスキャンも利用可能 |
いいえ | 設定済みの計画スキャンと一致 |
フルディスク暗号化ステータス |
毎時 |
いいえ |
少なくとも毎日、およびデータが変更されたとき |
ジオロケーション |
Windows/Mac: 2 時間ごと Chromebook: 毎時 |
はい デバイスの位置情報は、以下のいずれかのイベントが発生したときに収集されます。
|
少なくとも毎日、およびデバイスの位置が変更されたとき |
ハードウェア |
毎日 |
はい ハードウェアスキャンは、以下のいずれかのイベントが発生したときにトリガーされます。
|
少なくとも毎日、およびデータが変更されたとき |
インストール済みアプリケーション (アプリケーションの健全性を含む) |
5 分ごと、および毎週のフルスキャン |
いいえ |
少なくとも毎週、およびデータが変更されたとき |
Web 利用状況 |
スキャンは継続的 利用状況の分数は時間ごとにまとめられます |
いいえ |
毎時 (1 時間以内に利用が発生した場合) 当日アップロードされたスキャン結果は、夜間に Web 利用状況が再計算されてから、翌日まで報告されません。 |
デバイスの最後のスキャンでデータポイントが変化した場合、データのタイプに応じてイベント履歴にイベントが記録される場合があります。イベントをトリガーするデータポイントのリストについては、記録済みイベントを参照してください。