Absolute リリースノート - バージョン 7.23 ホットフィックス

• Windows デバイスにインストールされているサードパーティ製アプリケーションの機能ステータスに関する情報を収集する Application Resilience (自動復活機能) ポリシーが、以下の変更内容によって更新されました。

  • VMware Carbon Black EDR Sensor

    Application Resilience が VMware Carbon Black EDR Sensor をサポートするようになりました。詳細を見る

  • Halcyon Anti Ransomware

    Application Resilience が Halcyon Anti Ransomware をサポートするようになりました。詳細を見る

  • Symantec DLP

    Symantec DLP のポリシーが、アプリケーションの健全性チェックの一部であるサービスが存在しない場合に、サービスの名前とエラーメッセージをステータス詳細に正常に返すようになりました。

  • 場合によっては、アプリケーションが健全で RAR コンポーネントがアプリケーションの修復を試行していないにもかかわらず、Application Resilience ポリシーがデバイスのアプリケーションステータスは適合、修復ステータスは失敗であると示すことがありました。この問題が修正されました。

• Absolute Connector の新しいバージョンが ServiceNow ストアからダウンロードできるようになりました。バージョン 1.1 の Connector に含まれる機能強化によって、ServiceNow ユーザーは、その ServiceNow インスタンスから以下のデバイスアクションを直接要求することができます。

  • エンドユーザーメッセージ
  • ファイル削除
  • ワイプ

ServiceNow の統合について詳しく見る

• Web 利用状況 (過去7日間) レポートをエクスポートしたときに、エクスポートしたレポートには最初の 100 台のデバイスのみが含まれていました。この問題が修正されました。

• Absolute Resilience ライセンスがアカウントに関連付けられている場合、Windows および Mac デバイスにインストールされているアプリケーションの健全性に関する情報を収集できるようになりました。

  サポートされるアプリケーションの健全性に関する詳しい情報が、資産エリアのアプリケーションページで利用できるようになりました。

  アプリケーションをクリックすると、その健全性の概要が、視覚表現を含めて表示されます。健全性列を使用して健全でないアプリケーションを探し、「異常あり」ステータスが検出された理由を確認します。その後、アプリケーションのトラブルシューティングを行って、健全な状態に戻すことができます。

  健全性列は以下のページでも利用できます。

  • デバイスのデバイス詳細にあるアプリケーションページ
  • インストール済みアプリケーションレポート

  Windows および Mac デバイスからアプリケーションの健全性情報の収集を開始するには、アクティブ化したインストール済みアプリケーションポリシーで、健全性データを含むオプションを選択します。

  アプリケーションの健全性機能の詳細を見る

• ルールエリアから従来型アラートページに移動リンクが削除され、従来型アラート機能が廃止されました。デバイスまたはコンソールでイベントが発生したときにアラートを受信するには、ルールを作成します。

• 買い戻し契約を結んだアカウントで、ライセンスが期限切れになったときに、デバイスがライセンスなしのポリシーグループに移動されないことがありました。この問題が修正されました。

• Windows デバイスにインストールされているサードパーティ製アプリケーションの機能ステータスに関する情報を収集する Application Resilience (自動復活機能) ポリシーが、以下の変更内容によって更新されました。

  • BeyondTrust Jump Client

    BeyondTrust Jump Client が、スペースを含むカスタムディレクトリーにインストールされた場合、インストール場所を検出するために使用されるスクリプトがスペースを検出することができず、インストールに失敗することがありました。この問題が修正されました。

  • Cisco Umbrella Roaming Client

    場合によっては、アプリケーション名のバラつきが原因で、Cisco Umbrella Roaming Client を検出できないことがありました。現在、Cisco Umbrella Roaming Client は、アプリケーション名が Umbrella Roaming Client または Umbrella Roaming Client (x86) の場合に検出できるようになりました。

  • JumpCloud Agent

    Application Resilience が JumpCloud Agent をサポートするようになりました。詳細を見る

• 新しいフィールドが Application Resilience の設定に追加されることが時々あります。場合によっては、新しいフィールドの追加によって、Secure Endpoint Console で行われた Application Resilience ポリシーの更新が、デバイスに保存されないことがありました。この問題が修正されました。

• 7.23 のリリース以降、Chrome OS 91 を実行するデバイスで、Chromebook 拡張機能を起動することができませんでした。この問題が修正されました。

Secure Endpoint Agent は、macOS 14 オペレーティングシステムを実行しているデバイスでサポートされるようになりました。

• コアエージェント コアエージェント (rpcnet とも呼ばれる) は、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。コアエージェントが新しいデバイスに初めてインストールされた後、コアエージェントは Absolute モニタリングセンターへの最初の接続によりアクティブになり、デバイスは Absolute に登録されます。その後、コアエージェントは、24.5 時間ごとにスケジュールされた接続を行います。 (rpcnet) が FIPS 140-2 準拠のセキュリティ機能強化によって更新され、デバイスと Absolute モニタリングセンターとの間の通信チャネルのセキュリティが強化されました。

  このセキュリティの改善は、バージョン 994 のコアエージェントで導入されています。エージェントの自動更新がアカウントで有効になっている場合、Windows デバイスは、今後数週間でバージョン 978 からバージョン 994 に自動的にアップグレードされます。デバイスのデバイス詳細ページのエージェントフィールドを確認して、デバイスのコアエージェントがアップグレードされたことを検証することができます。

  バージョン 994 のコアエージェントは、2023 年末に Absolute 8.0 がリリースされたタイミングで Secure Endpoint Agent インストーラーに追加されます。それまでは、既存のインストーラーを引き続き使用してエージェントを新しいデバイスに展開できます。コアエージェントは、デバイスの Absolute モニタリングセンターへの初回接続時に自動的にバージョン 994 にアップグレードされます。

• Absolute 7.23 のホットフィックスのリリース以降、AVP ペイロードの「定義日」フィールドが空欄または「Null」に設定されている場合、コンソールで Mac デバイスのアンチマルウェア情報を更新できないことがありました。この問題が修正されました。

• Windows デバイスにインストールされているサードパーティ製アプリケーションの機能ステータスに関する情報を収集する Application Resilience (自動復活機能) ポリシーが、以下の変更内容によって更新されました。

  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client

    Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 向けポリシーの名前が、Cisco Secure Client に変更されました。Cisco Secure Client 向けポリシーがバージョン 5.0 以降をサポートするようになりました。

  • Absolute Secure Access

    Absolute Secure Access 向けポリシーがバージョン 13 をサポートするようになりました。

• スクリプトを使用して監視されている Microsoft Defender for Endpoint および Microsoft Defender Antivirus の健全性チェックについて、ステータス詳細メッセージを読みやすく改善しました。

• これまでは、一部の Microsoft Store アプリケーションをインストールした日付と時間を更新すると、間違った日付と時間を示すようになっていました。この問題が修正されました。
• デスクトップにショートカットとして保存した Google Chrome のウェブページが、インストール済みアプリケーションとして検出されることがなくなりました。

• 場合によっては、Absolute アカウントで収集しないように設定されているにもかかわらず、ログイン済みユーザーのユーザー名が収集されることがありました。この問題が修正されました。

• これまでは、登録解除リクエストによって、すべての未処理のフリーズリクエストはデバイスから自動的に削除されていましたが、サーバーからは削除されていませんでした。登録解除されたデバイスが再び登録された場合、フリーズリクエストがデバイスに再送信されていました。

  この問題が修正されました。登録解除リクエストを実行すると、すべての未処理のフリーズリクエストがデバイスとサーバーから削除されるようになりました。

• Windows デバイスにインストールされているサードパーティ製アプリケーションの機能ステータスに関する情報を収集する Application Resilience (自動復活機能) ポリシーが、以下の変更内容によって更新されました。

  • Syxsense Responder

    ポリシーが Syxsense Responder バージョン 22.11.x 以降をサポートするようになりました。

  • Symantec Endpoint Protection

    Symantec Endpoint Protection バージョン 14.2.x 以降のポリシーが、以下の Symantec Endpoint Protection Application Hardening サービスを確認しなくなりました。

    • Symantec Endpoint Protection Hardening CAF Service (CAFServiceMain.exe)
    • Symantec Endpoint Protection Hardening Utility (SISIPSUtil.exe)
    • Symantec Endpoint Protection Hardening Prevention (SISIPSService.exe)
    • Symantec Endpoint Protection Hardening Detection (SISIDSService.exe)
• 7.23 のリリース以降、アプリケーションのステータスが非適合であり、アプリケーションに「レポート、修復、再インストール」オプションが設定されている場合、Application Resilience ポリシーがアプリケーションのインストーラーをダウンロードできないことがありました。この問題が修正されました。

• 別のスマートデバイスグループの子であるスマートデバイスグループをエクスポートした場合、正しいフィルターが適用されるようになり、エクスポートされたデバイスリストがコンソールに表示されているデバイスリストに一致するようになりました。
• 7.23 のリリース以降、デバイスをスマートデバイスグループに関連付けるためにカスタムフィールドフィルターを使用していたスマートデバイスグループは、Secure Endpoint Console で読み込まれず、エラーが表示されていました。この問題が修正されました。

• 以下のコンソールページの「レポートのスケジュール」ダイアログに、新しいオプションが追加されました。

  • 資産 > すべてのデバイス
  • 資産 > 所在不明デバイス
  • レポート > デバイス利用状況レポート

  デバイス利用状況の詳細を含むを選択して、選択したデバイスのデバイス利用状況レポートを含む 2 番目のレポートのスケジュールを設定します。このオプションは、毎日および毎週の繰り返しにのみ適用されます。毎月の繰り返しには対応していません。

  レポートは圧縮され、個別のメールで送信されます。レポートのファイルサイズが大きいため、メールサーバーの設定の更新が必要になる場合があります。詳細については、レポートのスケジュールを設定するを参照してください。