デバイスグループとフォルダーを操作する
デバイスグループとフォルダーを作成したら、それらに変更を加えることができます。

スマートグループ、静的グループ、またはフォルダーを開き、そこに含まれるデバイスのリストを確認できます。また、開いたデバイスグループまたはフォルダー上でさまざまな操作を行うこともできます。
デバイスグループ間のデバイス利用状況を比較するには、デバイス分析レポートを参照してください。
デバイスグループまたはフォルダーのデバイスを表示するには:
- ナビゲーションバーで
デバイス をクリックします。
-
デバイスサイドバーで、デバイスグループまたはフォルダーを検索して選択すると、それらが作業エリアで開きます。結果グリッドに、グループのデバイスのリストが表示されます。
各デバイスに関する以下の情報が表示されます:
- 識別子 デバイスにインストールされた Secure Endpoint Agent に割り当てられている、固有の電子シリアル番号 (ESN)。
- デバイス名 オペレーティングシステムでデバイスに割り当てられた名前。Chromebooks ではデバイス名は適用されないため、Secure Endpoint Console では「Chrome」と表示されます。
- シリアル番号 デバイスメーカーによってデバイスに割り当てられた識別番号。Windows デバイスでは、この値はメーカーによって BIOS、マザーボード、シャーシのシリアル番号に対応します。
- 最終接続日 デバイスのコンポーネントマネージャーが Absolute モニタリングセンターに最後に接続した日付と時刻。オンラインデバイスでは、コンポーネントマネージャーによる接続は通常は 15 分ごとに行われます。コンポーネントマネージャー (CTES) も参照してください。
- ユーザー名 エージェントが接続されたときにデバイスにログインしているユーザーのユーザー名。直近のエージェント接続時にログインしているユーザーがいない場合、最後に検出されたユーザー名が表示されます。レポートを閲覧していて、直近の接続時のユーザーログインを確認したい場合、「現在のユーザー名」列をレポートに追加します。接続時にユーザーがログインしていない場合、この列には「データなし」または全角ダッシュが 2 つ (— —) 表示されます。
- メーカー デバイスのメーカー。
- モデル デバイスのタイプに関するメーカーが指定した名前。
- OS > 名前 デバイスで検出されたオペレーティングシステムの名前とバージョン。オペレーティングシステムはコンピューターにインストールされたソフトウェアとハードウェアを管理するソフトウェアであり、プログラムやサービスを実行できるようにします。コンピューターシステムの基本的な動作を担います。
- 結果はデバイス名ごとに昇順にソートされています。別の列ごとに結果を並べ替えるには、該当する列の標題をクリックします。並び順を入れ替えるには、列のヘッダーを再度クリックします。アイコンから、リストが昇順
または降順
であることがわかります。
- デバイスグループまたはフォルダー内の 1 つ以上のデバイスを探すには、検索を実行します。
- 特定のデバイスのデバイス情報を表示するには、そのデバイス名をクリックします。デバイスのデバイス詳細ページが開きます。
- 別のデバイスグループまたはフォルダー内のデバイスを表示するには、デバイスサイドバーで、そのデバイスグループまたはフォルダーを検索します。項目をクリックして作業エリアで開きます。
-
スマートグループに適用されるフィルターを表示するには、アクションツールバーの
(フィルターを編集 または このグループ内のフィルター または 引き継ぎ済みフィルター) にカーソルを当てます。
引き継ぎ済みフィルターには、親グループに適用されるフィルターが表示されます。
このグループ内のフィルターには、スマートグループに適用されるフィルターが表示されます。
-
デバイスリストを新しいレポートとして保存するには:
- アクションツールバーで、
(レポートとして保存) をクリックします。
- 新しいレポートのレポート名と説明を入力し、 をクリックします。新しいレポートは、マイレポートビューとその他のレポートカテゴリーに追加されます。
- アクションツールバーで、
- デバイスリストをエクスポートするには、アクションツールバーの
(エクスポート) をクリックします。
割り当てられたデバイスグループ
お客様のユーザーアカウントが単一のデバイスグループに割り当てられている場合、すべてのデバイスグループとフォルダーの構造を表示できますが、閲覧できるデバイスは自分に割り当てられたデバイスグループに属するデバイスに限られます。自分に割り当てられたデバイスグループ内のデバイスが他のデバイスグループにも属する場合、それらのグループ内のデバイスを閲覧できます。他のデバイスグループ内のデバイスが自分に割り当てられたデバイスグループに属さない場合、それらのデバイスを閲覧することはできません。
ユーザー役割に適切な権限があれば、閲覧できないデバイスにも影響するような操作を実施することができます。例えば、あるポリシーグループでエージェントの自動更新を無効にした場合、この変更は自分が閲覧できるデバイスだけでなく、ポリシーグループ内のすべてのデバイスに影響を及ぼします。
以下の操作は、自分が閲覧できないデバイスにも変更を加える可能性があります。
- 共有レポートを作成、変更、または削除する
- デバイスグループとフォルダーを移動する
- スマートグループを作成、変更、または削除する
- ポリシーグループに割り当てられたライセンスを変更する
- ポリシーをアクティブ化、設定、無効化する
- アプリケーションポリシーをアクティブ化、設定、無効化する
- ルールを作成、変更、または削除する
- カスタムデータを設定する
- EDD ルールを作成、変更、または削除する
- エージェントの自動更新を変更する
自分に割り当てられたデバイスグループに属さないデバイスに対して、遠隔デバイスアクションをリクエストすることはできません。

作成後のデバイスグループまたはフォルダーを移動させることができます。スマートグループは、特定のデバイスを選択するのではなく、フィルターを使用して作成されます。デバイスグループを移動させると、フィルターがスマートグループと一緒に移動します。つまり、スマートグループを別のスマートグループに移動させると、そのグループは親フィルターを引き継ぐということです。デバイスが親スマートグループに属さない場合、そのデバイスが移動した後のグループに属すことはありません。
デバイスグループまたはフォルダーを移動するには:
- デバイスグループとフォルダーの管理権限を使用して、Secure Endpoint Console へログインします。
- ナビゲーションバーで
デバイス をクリックします。
- デバイスサイドバーで、移動するデバイスグループまたはフォルダーを検索して選択します。
-
デバイスグループまたはフォルダーを新しい場所にドラッグします。新しい場所の輪郭が紫色になっている場合、デバイスグループまたはフォルダーをその場所にドロップできます。
フォルダーのデバイスグループを上位レベルに移動するには、デバイスグループまたはフォルダーをデバイスグループにドロップします。
デバイスグループまたはフォルダーを別の場所に移動できるのは、サポートされる親 - 子設定のいずれかに移動する場合に限ります。
親グループをその子グループのいずれかに移動させることはできません。
- ダイアログを確認し、移動をクリックすると移動が完了します。
デバイスグループまたはフォルダーが新しい場所に移動します。さらに、すべての子デバイスグループとフォルダーがその親と一緒に移動します。
ルールをデバイスグループに割り当てている場合、デバイスグループを移動すると、グループ内のデバイスのルールが変更される場合があります。ルールがデバイスグループに割り当てられていて、その子デバイスグループをルールが割り当てられていない別のデバイスグループに移動させた場合、子デバイスグループ内のデバイスにはルールが適用されなくなります。デバイスグループをルールが割り当てられているデバイスグループに移動させた場合、子デバイスグループ内のデバイスにルールが適用されるようになります。

スマートグループ、静的グループ、またはフォルダーに関連付けられている名前と説明を更新することができます。
デバイスグループのタイプを編集することはできません。つまり、スマートグループと静的グループを切り替えることはできません。
デバイスグループまたはフォルダーのプロパティを編集するには:
- デバイスグループとフォルダーの管理権限を使用して、Secure Endpoint Console へログインします。
- ナビゲーションバーで
デバイス をクリックします。
- デバイスサイドバーで、編集したいデバイスグループまたはフォルダーを検索して選択すると、それらが作業エリアで開きます。
-
名前または説明フィールドをクリックし、フィールドを更新します。Enter を押すか、
(変更を保存) またはフィールドの外側をクリックして、新しい名前または説明を保存します。変更を破棄するには
(変更をキャンセル) をクリックします。
名前は最大 80 文字としてください。説明は最大 250 文字としてください。
デバイスグループを編集した場合、以下のイベントの1つがイベント履歴に記録されます:
- スマートデバイスグループが更新されました
- 静的デバイスグループが更新されました

適用外となった、または必要なくなった静的グループ、スマートグループ、およびフォルダーは削除できます。
ユーザー管理で静的グループが 1 人以上のユーザーに割り当てられている場合、またはユーザーの API トークンに割り当てられている場合、そのデバイスグループは削除できません。同様に、静的グループが SCIM の統合のためのユーザーマッピングで使用されている場合も、そのデバイスグループは削除できません。
デバイスグループまたはフォルダーを削除すると、すべての子デバイスグループとフォルダーも削除されます。ただし、削除したデバイスグループまたはフォルダーに関連付けられているデバイスは、システムから削除されません。また、位置ルール、アクションルール、またはアラートルールが、削除されたデバイスグループに割り当てられている場合、ルールは削除されたグループ内のデバイスに適用されなくなります。
デバイスグループまたはフォルダーを削除するには:
- デバイスグループとフォルダーの管理権限を使用して、Secure Endpoint Console へログインします。
- ナビゲーションバーで
デバイス をクリックします。
- デバイスサイドバーで、削除したいデバイスグループまたはフォルダーを検索して選択すると、それらが作業エリアで開きます。
- アクションツールバーで、
(削除) をクリックします。
- グループの削除またはフォルダーの削除確認メッセージで、削除をクリックします。
デバイスグループのサイドバーからデバイスグループまたはフォルダーが削除されます。削除したフォルダー内にあったデバイスグループを含め、デバイスグループを削除した場合、以下のイベントの1つがイベント履歴に記録されます:
- スマートデバイスグループが削除されました
- 静的デバイスグループが削除されました