Web サブスクリプションレポート
Web サブスクリプションレポートでは、お客様のユーザーが訪問するウェブサイトの現在のサブスクリプションに関する投資回収率を把握できます。現在のサブスクリプションに関する詳細情報を追加してレポートを設定したら、そのレポートを使用して、ウェブサイトの利用状況を、ウェブサイトのサブスクリプションのコストに対して比較することができます。
レポートのデフォルトのレポート期間は、年度累計に設定されていますが、過去30日または過去90日に変更することができます。
レポートページでは、Absolute ビューまたはイベントカテゴリーからこのレポートにアクセスできます。

Web サブスクリプションレポートを設定し、そのデータを表示するには、Web 利用状況ポリシーを各デバイスで有効化する必要があります。このレポートには、サポートされる Windows

Web サブスクリプションレポートを表示して、サブスクリプション情報を管理するには、Web サブスクリプションを管理する権限が付与されている必要があります。すべてのデフォルトの管理者ユーザー役割には、この権限が付与されています。

デバイスで検出されたウェブサイトのサブスクリプション情報を追加することで、Web サブスクリプションレポートを設定します。
Web サブスクリプションレポートは、デバイスから収集したデータを使用して、ウェブサイトの追跡可能なリストを生成します。最近Web 利用状況ポリシーを有効にした場合、訪問したウェブサイトのリストがコンソールに表示されるようになるまで、最大 24 時間かかることがあります。ユーザーが特定のウェブサイトにまだ訪問していない場合、一部のサブスクリプションを追加するのに、それ以上の時間がかかる場合があります。
レポートを設定するには:
- レポートページで、カテゴリーの下にあるイベントをクリックします。
- Web サブスクリプションをクリックして、レポートの設定ページを開きます。
- 月日フィールドを使用して、学年度または会計年度の開始日を入力します。
-
ウェブサイトのサブスクリプション情報を追加するには:
- サブスクリプションの下で、さらに追加をクリックします。
- ウェブサイトフィールドをクリックし、リストから適切なウェブサイトを選択します。デバイスで検出されたウェブサイトしか選択できません。リストアップされているはずのウェブサイトがない場合、ユーザーがそのウェブサイトにアクセスするまで数日待ってから再確認してください。
- このウェブサイトのサブスクリプションに費用が伴っている場合、サブスクリプションフィールドをクリックし、ユーザー当たりまたはサイトライセンスを選択します。
-
サブスクリプションのタイプに応じて、以下の1つを実行します:
- サブスクリプションフィールドを無料に設定した場合、ステップ 5 に移動します。
-
「ユーザー当たり」オプションを選択した場合:
- ライセンス当たり費用フィールドをクリックし、単一ライセンスに対して支払った金額を入力します。
- ライセンス数フィールドをクリックし、購入済みライセンスの合計数を入力します。
-
- サイト当たり費用フィールドをクリックし、単一サイトのライセンスに対して支払った金額を入力します。
- ライセンス数フィールドをクリックし、購入済みライセンスの合計数を入力します。
- ユーザーの想定人数フィールドをクリックし、このウェブサイトに訪問すると想定されるユーザーの人数を入力します。
- レポート対象にしたいサブスクリプションごとに、ステップ 4 を繰り返します。
- サブスクリプションを削除するには、その
アイコンをクリックします。
- サブスクリプションの管理を完了したら、作成をクリックします。Web サブスクリプションレポートが表示されます。サブスクリプション情報を追加してから、レポートデータを処理するまで、数分間かかる場合があります。

時として、現在のウェブサイトのサブスクリプションに関する詳細情報 (年間費用や購入済みライセンス数など) を更新する必要がでてくることがあります。また、サブスクリプションを追加または削除することもあるかもしれません。
レポートのサブスクリプション情報を管理するには、Web サブスクリプションレポートで、 > サブスクリプションを管理をクリックします。フィールドの編集に関しては、レポートを設定するを参照してください。完了したら、適用をクリックします。サブスクリプション情報を追加してから、レポートデータを処理するまで、数分間かかる場合があります。
Web 利用状況レポートから、レポートに Web サイトを追加することもできます。

デフォルトでは、このレポートの生成には以下のフィルターが使用されます。
期間は年度累計
年度累計では、レポートを設定するのステップ 2 で設定した開始日を使用します。
レポート期間を変更するには、期間フィルターをクリックし、フィールドから年度累計を削除して、以下のオプションから1つを選択します:
- 過去30日間
- 過去90日間
期間フィルターは削除できませんので注意してください。
フィルターを追加することで、カスタムバージョンのレポートを作成することもできます。たとえば、過去30日間の利用状況が 2.5 時間未満のウェブサイトを表示するには、次のフィルターを設定します。
- 期間は過去30日間
- 平均使用時間は 2時間30分未満

Web サブスクリプションレポートには、以下の列にまとめられている、デフォルトの情報の集合が含まれます。
列 |
説明 |
ソース/計算 |
例 |
---|---|---|---|
サンプル列はあくまでも参考用であり、以下の開始値を使用しています。
|
|||
ウェブサイト |
ウェブサイトの名前 |
デバイスで検出 |
www.Math_MadeEasy.com |
費用 |
サブスクリプション内のすべてのライセンスに対して支払った合計金額 (選択した期間で按分) |
(ライセンス当たり費用 x 購入したライセンスの数) x <期間 (日数)>/365 |
$3698.63 [($10 x 1500) x 90/365] |
使用済みライセンスの値 |
選択した期間内にサイトを使用したライセンス許諾ユーザーの人数に基づいて計算される、受け取った価値 |
費用 x アクティブユーザー |
$2219.18 ($3698.63 の 60%) |
未使用ライセンスの値 |
年間の支払い金額と受け取った価値の差 |
費用 − 使用済みライセンスの値 |
$1479.45 ($3698.63 - $2219.18) |
アクティブユーザー |
選択した期間内にサイトを訪問したライセンス許諾ユーザーの割合 |
以下の計算方法のいずれか 1 つに基づく:
|
60% (900/1500) |
平均使用時間 |
選択した期間内で、各アクティブユーザーがサイトを使用した平均時間 |
デバイスで検出された合計使用時間/アクティブユーザー |
3.5 時間 |
このレポートを Excel にエクスポートした場合、費用、 使用済みライセンスの値、未使用ライセンスの値列の形式を番号または通貨に変更して、列の値が正しい形式で表示されるようにすることができます。詳細については Microsoft のマニュアルを参照してください。

デフォルトでは、レポートデータは未使用列で降順にソートされています。並び順の変更は、列見出しをクリックして行います。

レポートに年間費用列を追加するには、列を編集を使用します。