Secure Endpoint 10.1 リリースノート

このトピックでは、Secure Endpoint 10.1 に含まれるソフトウェアアップデートについて説明します。ここに記載された特定の変更のほかに、リリースごとに、セキュリティの強化、パフォーマンスの最適化、全体的な安定性の向上を目的としたより広範囲なシステムの機能強化も含まれます。

Secure Endpoint Agent に適用されるソフトウェアアップデートを確認するには、Secure Endpoint Agent リリースノート - バージョン 10.1 ホットフィックス を参照してください。

お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、以下の機能、機能強化、修正の一部が利用できない場合があります。

機能強化

改良と修正

機能/エリア 詳細
Absolute API
  • 以下のリソースが追加されました。

    • ジオフェンス: ジオフェンスのリソースにより、アカウントに存在するジオフェンスをクエリできます。ジオフェンスの作成および削除も行えます。
    • トークン:トークンのリソースでは、Absolute API へのコールの認証に使用する API トークンを表示したり、ローテーションすることができます。
    • アクションしきい値:アクションしきい値のリソースでは、アカウントの日次アクションしきい値設定をクエリして更新できます。
  • 新しい日次アクションしきい値設定をサポートするため、以下のリソースが更新されました。
    • フリーズ
    • Reach
    • ワイプ
    • 登録解除
    • メッセージ
    • ファイル削除
    • Playbook
AI アシスタント
  • これまでは、ユーザーの質問に 1 つ以上の特殊文字が使用されていた場合、誤った応答または以下のエラーメッセージが返されていました。

    システム上の問題により、リクエストを送信できませんでした。再試行してください。

    この問題が修正されました。

API 管理
  • 非対称暗号化を使用して API トークンを作成するときに、トークンの名前、説明、ID などの詳細を含むトークンファイルをダウンロードできるようになりました。セキュリティ上の理由により、プライベートキーはファイルに含まれません。

  • API トークンを編集モードで削除できなくなりました。トークンを削除するには、API 管理ページでトークンにカーソルを合わせ、 アイコンをクリックします。

アプリケーション
  • アプリケーション概要ページの作業エリア右側に概要ペインが表示されているときに、ページを更新すると、概要ペインが閉じていました。この問題が修正されました。

Application Resilience
  • BeyondTrust Jump Client 向け Application Resilience ポリシーが、インストーラーを MSI ファイルとしてアップロードする機能を含むバージョン 24.3.2.x 以降をサポートするようになりました。

  • Ivanti Endpoint Manager 向け Application Resilience ポリシーの設定時に、アプリケーションのバイナリファイルの場所の指定が任意となりました。この変更によりポリシー設定の柔軟性が高まりますが、場所を空白にすると、修復機能を使用できなくなります。

  • Application Resilience ポリシーで、以下のアプリケーションのサポートが終了しました。

    • Dell Advanced Threat Prevention

    • Dell Data Guardian

    • SmartEye

    • Plurilock CloudCodes

    • IMTLazarus Agent

    • Unowhy MDM

    • NetSfere

Chromebook のサポート
  • Absolute for Chromebooks 拡張機能のバージョン 2.6.6.4 が利用可能になりました。 このバージョンでは、非常に稀なケースですが、フリーズまたはメッセージ送信リクエストがデバイスで処理できない場合がある問題が修正されました。

デバイスの登録解除
  • これまでは、デバイスを登録解除すると、保留中または進行中であったデバイスアクションリクエストはそのデバイスでただちにキャンセルされていましたが、サーバー上ではキャンセルされていませんでした。デバイスがその後再登録されると、デバイスアクションリクエストが意図せずデバイスに再適用されていました。

    以下のデバイスアクションで、この問題が修正されました。

    • ファイル削除
    • EDD スキャンを実施
    • 所在不明を報告
    • スクリプトを実行
    • メッセージを送信
    • ワイプ

    この改善は、Secure Endpoint 10.1 のリリース以降に登録解除されたデバイスにのみ適用されます。

履歴 > イベント
  • デバイス登録解除リクエストにより、以下のいずれかのデバイスアクションがキャンセルされた場合、<Action> に失敗しましたイベントが、デバイスが登録解除されました: の失敗理由とともに記録されるようになりました。

    • ファイル削除
    • EDD スキャンを実施
    • スクリプトを実行
    • メッセージを送信
    • ワイプ
  • 所在不明と報告されていたデバイスが登録解除されると、所在不明デバイスが登録解除されましたイベントが記録されるようになりました。デバイスは、デバイスエリアの所在不明デバイスページからも削除されます。

ライセンス管理
  • ライセンス概要エリアで、ライセンスなしバーの隣にあるデバイス数をクリックすると、一部のクイックフィルターがグレー表示される場合がありました。ユーザーがその後ライセンスなしクイックフィルターをクリックすると、間違ったフィルターが結果グリッドに適用される場合がありました。これらの問題が修正されました。

Mac のサポート
  • macOS 13 は Apple によるサポートが終了しました。Secure Endpoint Agent の正式なサポート対象ではなくなりました。

Playbook
  • これまでは、レジストリーキーの設定/削除 Playbook は、以下のタイプのレジストリーキーを削除できませんでした。

    • REG_BINARY

    • REG_MULTI_SZ

    この問題が修正されました。

ユーザーの管理と権限
  • ダッシュボードのセキュリティ権限 (廃止済み) が、役割エリアの権限ページから削除されました。

Windows のサポート
  • Windows 10 は Microsoft によるサポートが終了しました。Secure Endpoint Agent の正式なサポート対象ではなくなりました。

ワイプ