Secure Endpoint Agent 10.1 リリースノート

自動エージェント更新が無効な場合、エージェントバージョンをお客様のアカウントの Windows および Mac デバイスに割り当てることで、エージェントのアップグレードを防ぐことができます。

エージェントバージョン 10.1 を割り当てるかどうか決定するには、このトピックをお読みになり、このバージョンの Secure Endpoint Agent に含まれる改善内容を確認してください。

Absolute 10.1 で導入されたすべての機能、機能強化、修正を確認するには、Absolute 10.1 リリースノートをご覧ください。

Secure Endpoint Agent について

Secure Endpoint Agent とは、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。このエージェントは、新しいデバイスに初めてインストールされた後の Absolute モニタリングセンターへの初回接続により、アクティブになります。

各エージェントパッケージには、エージェント、関連するエージェントのコンポーネント、インストーラー、readme ファイルなど、そのサポートされるオペレーティングシステムに固有のソフトウェアが含まれます。

エージェントの改良と修正

バージョン 10.1 の Secure Endpoint Agent には、以下のエージェントコンポーネントに対する改良および修正が含まれます。

コンポーネント コンポーネントバージョン 修正と改良
Windows

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3835
  • CTES コンポーネントは、ネットワーク接続の復元後、30 分待機するのではなく、ただちにジオロケーションのペイロードの送信を再試行するようになりました。この改善により、不要な遅延なしに最新の位置情報がサーバーに送信されるようになります。

  • セキュリティを改善しました。

カスタムデータコレクター

(CDC)

1.0.13.30
  • セキュリティを改善しました。

フリーズ
(DFZ)
1.0.9.46
  • デバイスがフリーズ解除されると、ファイル共有およびリモートデスクトップの Windows 設定が、デバイスがフリーズされる前の状態に復元されるようになりました。この機能強化により、ユーザー設定が保持され、フリーズ解除後に自動的にこの設定に戻るようになります。

ジオロケーション

(GEO)

1.0.15.17
  • デバイスの Windows Location Services が Intune ポリシーによって無効化されていても、ジオコンポーネントが一時的に Windows Location Services を有効化して、必要なときにデバイスの位置情報を収集できるようになりました。

  • パフォーマンスとログ機能を改善しました。

ハードウェア

(HDP)

2.0.17.14
  • HDP コンポーネントが、Windows デバイスの Trusted Platform Module (TPM) に関する情報を収集するようになりました。この情報は、デバイスレポートに新しい TPM 列を追加すると、コンソールで確認できます。

  • 新しい BootOrderLocked ステータスがペイロードの BootInfo セクションに追加されました。この情報は、デバイスレポートに新しいブート情報 > ブートオーダーロック済みレポート列を追加すると、コンソールで確認できます。

  • セキュリティを改善しました。

スーパーバイザーパスワードの管理と
Playbook
(PER)
1.0.7.35
  • Absolute の自己修復プロセスが完了する前に、Microsoft ユーザーアカウントと BitLocker がアクティブ化されている場合、イメージから復元 Playbook を実行しているデバイスに BitLocker リカバリー画面が表示される可能性があるという問題を修正しました。BitLocker の不要なプロンプトが表示されることなく、デバイスのリカバリーが完了するようになりました。

Application Resilience

(RAR)

7.16.1.15
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

ワイプ

(SDW)

1.0.8.19
  • SDW コンポーネントは、ワイプリクエストの新しい暗号化されていない空き領域をワイプしない オプションをサポートするように更新されました。

Mac

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.11.39
  • AVP コンポーネントは、Apple の XProtect セキュリティ機能のステータスについてのレポート作成をサポートするようになりました。この機能強化により、Mac デバイス全体で XProtect を監視し、表示できるようになります。

  • パフォーマンスを改善しました。

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3835
  • CTES コンポーネントは、ネットワーク接続の復元後、30 分待機するのではなく、ただちにジオロケーションのペイロードの送信を再試行するようになりました。この改善により、不要な遅延なしに最新の位置情報がサーバーに送信されるようになります。

  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

フリーズ
(DFZ)
1.0.5.18
  • ブルートフォース攻撃を阻止するため、パスコードを使用したデバイスのフリーズ解除の試みに失敗する都度、1 秒の遅延が追加されました。

フルディスク暗号化

(ESP)

1.0.10.24
  • パフォーマンスを改善しました。

ジオロケーション

(GEO)

1.1.2.44
  • パフォーマンス、ログ機能、セキュリティを改善しました。

インストール済みアプリケーション

(SNG)

1.0.12.25
  • SNG コンポーネントは、Apple の XProtect セキュリティ機能のステータスについてのレポート作成をサポートするようになりました。この機能強化により、Mac デバイス全体で XProtect を監視し、表示できるようになります。

  • パフォーマンスを改善しました。