API トークンを作成する

お客様の API トークンに関連付けられている権限と、アカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、一部の API リソースが利用できない場合があります。

API トークンは Secure Endpoint Console で作成されます。デフォルトで、トークンは指定のユーザー役割と同じ権限を持ちます。つまり、お客様が Secure Endpoint Console の特定の機能にアクセスできる場合、お客様が作成したトークンは API で同等のアクセス権を持つことになります。

トークンの作成時に、お客様のユーザーアカウントに単一のデバイスグループが割り当てられている場合、トークンはそのデバイスグループに割り当てられます。将来、お客様のユーザーアカウントのデバイスグループの割り当てが更新された場合、トークンは更新されません。トークンは元のデバイスグループに割り当てられたままとなります。

権限

トークンの作成時に、トークンの権限を変更できます。お客様のユーザー役割にない権限をトークンに割り当てることはできませんが、権限を削除することはできます。セキュリティを高めるため、API トークンの権限はその用途に必要な最低限に制限してください。トークンが一度作成されると、その権限は変更できません。

API コールに必要な権限のみを API トークンに追加できます。

権限の要件

API でエンドポイントを使用するため、トークンには通常、お客様のユーザー役割がコンソールで操作を実行するために必要なものと同じ機能権限が必要になります。GET /レポート/デバイスエンドポイントを使用して基本的なデバイス情報を返すには、トークンにはデバイスフィールドとデバイスレポートの両方を表示する権限が必要です。返すパラメーターによっては、トークンにさらなる権限が必要な場合もあります。例えば、geoData パラメーターを表示するには、ジオロケーションの表示権限とアドレスレベルの表示権限も必要になります。

すべての Reach エンドポイントで、トークンには Reach スクリプトの実行権限が必要です。

暗号化

非対称暗号化をサポートするトークンを作成するには、まず楕円曲線の公開鍵および私有鍵のペアを Secure Endpoint Console の外で生成する必要があります。鍵が生成されたら、コンソールに公開鍵をアップロードします。

対称暗号化をサポートするトークンを作成するには、コンソールを使用してトークン ID と秘密鍵を生成します。