Application Resilience ファイルをホストする
Application Resilience ポリシー設定でレポート、修復、および再インストールまたはレポートおよび再インストールオプションを選択した場合、必要なファイルを Secure Endpoint Console でアップロードすることができます。これにより、公開サーバー上でファイルをホストせずに、Application Resilience ポリシーを設定することができます。Application Resilience ファイルをホストすることで、以下のことが可能になります。
- ファイルを一度アップロードし、その後複数のポリシーグループに使用する
- 複数のバージョンのアプリケーションに対してファイルをアップロードする
- 未使用のファイルを削除する
お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、Application Resilience 機能が利用できない場合があります。

ほとんどのアプリケーションでは、最新バージョンのアプリケーションのファイルホストをサポートします。それに加えて、一部のアプリケーションは以前のバージョンもサポートします。
次のアプリケーションは、ファイルホストをサポートしません。

Secure Endpoint Console でファイルをアップロードするには、以下の条件を満たす必要があります。
- ファイルが 700 MB 未満である
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アカウントにファイルをアップロードするのに十分な空き容量があること。各アカウントにはすべてのファイル向けに 3 GB のストレージが割り当てられています。
アカウントに十分な空き容量がない場合、未使用のファイルを削除するか、Absolute テクニカルサポートに連絡してストレージを増量してください。
- ファイルが単一の Absolute アカウントに属していること

Secure Endpoint Console でファイルをアップロードすることを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定した際にファイルがアップロードされ、管理されます。
ファイルをアップロードするには:
- ポリシーおよびライセンスの管理権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。
- ファイルをアップロードする Application Resilience ポリシーおよびアプリケーションに移動します。
- レポートおよび再インストールまたはレポート、修復、および再インストールを選択します。
- インストーラーをアップロードを選択します。
- アップロードまたは管理ボタンが表示されますので、表示されたボタンをクリックします。
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アプリケーションが 64-bit および 32-bit インストーラーの両方をサポートする場合、64-bit インストーラー、32-bit インストーラー、または両方を選択します。ポリシーグループに 64-bit および 32-bit Windows デバイスの両方が含まれる場合、両方を選択します。デバイスはオペレーティングシステムに適したインストーラーを自動的にダウンロードします。選択を解除するには、そのチェックボックスをオフにします。
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以下の1つを実行します:
- 参照をクリックします。アップロードするファイルに移動して、選択します。
- アップロードするファイルに移動して選択し、作業エリアにドラッグします。
ファイルはアプリケーションでサポートされるファイルタイプとする必要があります。
ポリシーが 64-bit および 32-bit インストーラーの両方をサポートする場合、64-bit インストーラーと32-bit インストーラーを同時に 1 つずつアップロードできます。
ファイルがすでにアップロードされている場合、新しいファイルがアップロードされると、その他のバージョンドロップダウンに移動されます。
- ファイルがアップロードされるまで待ちます。
- [オプション] 説明を追加 (オプション)をクリックし、説明を入力します (必要な場合)。
- 追加したいファイルごとに、これまでのステップを繰り返します。
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ファイルのアップロードが終了したら、保存をクリックします。
ファイルの名前がインストーラーのアップロードの下に表示されます。
進行中のアップロードはキャンセルすることができます。ただし、アップロードをキャンセルするか、アップロード中にエラーが発生した場合、そのアップロードを再開することはできません。ファイル全体を再度アップロードする必要があります。

Application Resilience ポリシーを設定する際に、以前にアップロードしたファイルを選択することができます。ファイルが別のポリシーグループにアップロードされた、または別のバージョンのアプリケーションでファイルを使用する場合などに、この操作が必要になることがあります。
以前にアップロードしたファイルを選択するには:
- ポリシーおよびライセンスの管理権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。
- 以前にアップロードしたファイルを選択したい Application Resilience ポリシーおよびアプリケーションに移動します。
- レポートおよび再インストールまたはレポート、修復、および再インストールを選択します。
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インストーラーをアップロードを選択します。
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アップロードまたは管理ボタンが表示されますので、表示されたボタンをクリックします。
現在選択されているファイルが作業エリアに表示されます。ファイル名、サイズ、説明(任意)、アップロード日、SHA-256 ハッシュが表示されます。
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その他のバージョンをクリックします。
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ドロップダウンメニューから、以前にアップロードしたファイルのいずれかを選択します。
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保存をクリックします。
選択したファイルの名前がインストーラーのアップロードの下に表示されます。

使用しなくなった Application Resilience ファイルをアップロードした場合や、アカウントストレージを使い切った場合、未使用のファイルを削除できます。
一旦削除したファイルは復元できません。
前提条件
削除対象となるには、以下のいずれか 1 つに当てはまる必要があります。
- ファイルが Application Resilience ポリシーにリンクされていない
- ファイルが Application Resilience ポリシーにリンクされているが、そのポリシーがレポートのみ、またはレポートと修復に設定されている
- ファイルが Application Resilience ポリシーにリンクされ、そのポリシーがレポートと再インストールまたはレポート、修復、および再インストールに設定されているが、非アクティブである
- ファイルが Application Resilience ポリシーにリンクされ、そのポリシーがレポートと再インストールまたはレポート、修復、および再インストールに設定されているが、そのポリシーが自分のインストーラーファイルをホストを使用している
以前にアップロードしたファイルを削除するには:
- ポリシーおよびライセンスの管理権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。
- レポートと再インストールまたはレポート、修復、および再インストールに設定されている Application Resilience ポリシーに移動します。
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アップロードまたは管理ボタンが表示されますので、表示されたボタンをクリックします。
現在選択されているファイルが作業エリアに表示されます。
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未使用のファイルを表示をクリックします。このリンクは、削除対象のファイルが存在する場合のみ表示されます。
対象ファイルは、未使用ファイルに表示されます。ファイルごとに、以下の情報が表示されます:
- ファイル名とサイズ
- アップロード日
- ファイルをアップロードしたユーザー
- 関連するアプリケーション
-
削除したいファイルの隣にある削除をクリックします。
未使用のファイルをソートするには、並べ替えドロップダウンを使用して、以下のいずれかを選択します。
- アプリケーション別に並び替え (デフォルト)
- ファイル名で並び替え
- 古い日付順に並び替え
- 新しい日付順に並び替え
- ファイルサイズの小さい順に並び替え
- ファイルサイズの大きい順に並び替え
-
ユーザー順に並び替え
- ファイルの削除を確定するには、OKをクリックします。
ファイルが削除され、アカウント内の残りの容量が更新されます。
削除したファイルにリンクされたポリシーのアクティブ化に関しては、ポリシーのアクティブ化を変更するを参照してください。