盗難デバイスを報告する
お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスによっては、盗難レポートが利用できない場合があります。
盗難レポートを提出して、Absolute 捜査チームに捜査開始と盗難デバイスの回収をリクエストすることができます。
捜査チームには、元警察官など、法医学的ツールや手法を活用して所在不明デバイスを探すエキスパートが在籍しています。警察の調書に記載された詳細情報と、デバイスの Secure Endpoint Agent が収集した情報が、回収プロセスにおいて重要な役割を果たします。デバイスの場所が判明したら、捜査チームが地域の警察署に連絡し、そのデバイスが安全に返却されるよう調整します。
盗難レポートの送信時点で警察の調書がなく、デバイスがサービス保証の対象である場合、調書のコピーを盗難レポート送信日の30日以内にアップロードする必要があります。Absolute のサービス保証と適格要件の詳細については、サービス保証の FAQを参照してください。
デバイスの盗難の報告方法についての詳細は、Learning Hub にアクセスしてください。Learning Hub にアクセスするには、クイックアクセスツールバーの (ヘルプとサポート) をクリックし、その後リソース > Learning Hubをクリックします。

以下のシステム要件を満たすデバイスでは、盗難レポートを提出できます。
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オペレーティングシステム:デバイスが次のオペレーティングシステムの対応バージョンを実行していること:
- Windows
- macOS
- Chrome OS (Chromebooks のみにインストール)
- エージェント:Windows、および Mac デバイスでは、デバイスの エージェントステータス デバイスの Secure Endpoint Agent の動作状態。可能な値は、アクティブ (デバイスのエージェントが Absolute モニタリングセンターに接続していることを示す)、非アクティブ (以下のいずれかを示す: デバイスが別のアカウントに移動されている、デバイスが登録解除されたが再アクティブ化が設定されている、または工場でデバイスの Persistence が有効になっているがデバイスがまだ Absolute モニタリングセンターにコールしていない)、無効 (エージェントが削除対象となっている、または登録解除されたデバイスから削除されていることを示す)です。非アクティブなデバイスおよび無効なデバイスは、ライセンスを消費しません。 がアクティブである必要があります。これは、エージェントがインストールされ、定期的に Absolute モニタリングセンターにチェックインしていることを意味します。
- Chromebook Extension:Chromebook では、デバイスは Secure Endpoint Console と同期中であり、エージェントステータスがアクティブであり、Chromebook > 拡張機能ステータスが保留中またはインストール済みである必要があります。

お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスによっては、盗難レポートが利用できない場合があります。
以下のすべての条件を満たす場合、Absolute 捜査チームに盗難レポートを提出してください。
- 犯罪行為の結果、デバイスが所在不明となった
- 加害者の起訴を含め、犯罪捜査を進める準備ができている
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警察署で調書に記入し、調書のコピーを取得している
盗難レポートの送信時点で警察の調書がなく、デバイスがサービス保証の対象である場合、調書のコピーを盗難レポート送信日の30日以内にアップロードする必要があります。
これらの条件のいずれか1つでも満たさない場合は、盗難レポートを提出しないでください。ただし、所在不明と報告すれば、Secure Endpoint Console でデバイスを追跡することができます。

盗難デバイスから遠隔でファイルを削除する場合、盗難レポートを送信する前に、ファイル削除またはワイプリクエストを送信します。未解決の盗難レポートがあるデバイスでは、いずれのリクエストも送信できません。
盗難デバイスに盗難レポートを作成する
- 所在不明のデバイスが盗難デバイスの前提条件を満たしていることを確認します。
- 捜査を管理する権限を持つユーザーとして、Secure Endpoint Console へログインします。すべてのデフォルトのユーザー役割にはこれらの権限が付与されています。
- デバイスのデバイス詳細ページで、デバイスアクション > 所在不明または盗難を報告をクリックします。
- 所在不明または盗難デバイスの報告ダイアログで、盗難レポートを作成をクリックします。盗難デバイスの捜査ページが開きます。
デバイスで保留中のワイプリクエストまたはファイル削除リクエストある場合、デバイスの下に警告メッセージが表示されます。表示されたリンクをクリックすると、リクエストの詳細を確認できます。保留中のリクエストがあっても、盗難レポートは送信できることに注意してください。
- 警察の調書の下のフィールドに入力します。
- 警察署: 警察の調書に記入した警察署
- 地域/区域/警察管区番号: 警察署に関する追加情報
- 捜査官: 警察官の名前とバッジ番号 (あれば)
- 警察署の電話番号: 警察署の電話番号と内線番号
- 盗難届受理番号: 警察の調書で参照される記録または識別番号
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警察の調書のコピーがある場合、「警察の調書の添付」の下にあるアップロードをクリックし、警察の調書の場所に移動します。ファイルをアップロードするステップを実行します。警察の調書の必要事項:
- 次のいずれかのファイル形式がサポートされています。PDF、TIF/TIFF、JPG/JPEG、GIF、PNG
- 10 MB 未満
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「事件の詳細」の下で、警察の調書から以下の情報を入力します。
提供する情報の精度が高く詳しいほど、Absolute 捜査チームがデバイスを回収できる可能性が高まります。必須フィールドはアスタリスク (*) で示しています。
- 被害者の名前フィールドには、事件発生時にデバイスに関連付けられていたユーザーの氏名を入力します。
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事件の発生日時では:
- 最初のフィールドをクリックし、カレンダーを使用して、事件発生日を選択します。
- 2番目のフィールドをクリックし、時間と分のセレクターを使用して該当する時間を入力します。
- 3番目のフィールドをクリックし、該当するタイムゾーンを選択します。
- 事件の発生場所で、事件の発生場所を入力します。最小限、市町村、都道府県、および国の情報が必要です。
- 事件の詳細フィールドには、デバイスが最後に確認された場所と、事件の状況について詳しく (最大 1000 文字) 記入します。
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- 連絡先情報が入力されていないすべてのフィールドに入力します。
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管理者によって、Absolute Investigations チームが盗難レポートのステータスを更新したときに通知を受けるユーザーのデフォルトリストが作成されている場合があります。ユーザー役割に捜査時の連絡先の閲覧権限が付与されている場合、捜査レポートの連絡先をクリックして、新しいブラウザータブでこの連絡先リストを閲覧することができます。リストの確認が終了したら、タブを閉じます。
この盗難レポートの連絡先を追加する場合、追加連絡先フィールドにメールアドレスを入力し、表示されるリストから選択します。各アドレスの後に Enter を押下します。ユーザー以外のメールアドレスを追加することもできます。メールアドレスを削除するには、
アイコンをクリックします。
- ソフトウェアのインストールに同意するの下で、それぞれの文章をよく読み、同意する場合は2つのチェックボックスを選択します。
- 捜査をリクエストするをクリックします。
「盗難届を提出済み」ページには、モニタリングのステータスと合わせて、グリッドの上部に新しいレポートが表示されます。レポートのステータスが変わるたびにメール通知が送信されます。
デバイスに盗難届を提出済みというフラグが付けられ、「盗難レポートが作成されました」イベントがイベント履歴に記録されます。デバイスの所在不明が報告されていた場合、「デバイスの発見が報告されました」イベントも記録されます。
Absolute 捜査チームが捜査を実施している間、デバイスのデバイス詳細ページを閲覧できますが、デバイスアクションは送信できません。また、捜査がオープンである間は、盗難デバイスの位置情報はコンソールに表示されず、ジオロケーション関連イベントは記録されないことにも注意してください。