VMWare Workspace ONE 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシー
VMware Workspace ONE™ (Workspace ONE) 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーを有効にして、Windows デバイスにインストールされている VMware Workspace ONE の機能ステータスに関する情報を収集し、結果をレポートで確認することができます。また、このアプリケーションを修復または再インストールするようにポリシーを設定することもできます。

VMware Workspace ONE 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、以下を実行しているデバイスでサポートされます。
- サポートされているバージョンの Windows オペレーティングシステム
-
PowerShell バージョン 5.1 以降
Microsoft によって課されている PowerShell の制限により、Windows 11 SE を実行しているデバイスでは、このアプリケーションで Application Resilience はサポートされていません。
-
以下のいずれか 1 つのバージョンの VMware Workspace ONE:
-
23.x 以降
以降のバージョンでソフトウェアが大幅に変更された場合、健全性チェックが無効になる場合があります。
- 19.x ~ 22.x
-

以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。
コンポーネント | テスト内容 | ||
---|---|---|---|
サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
AirwatchService (TaskScheduler.exe) | P | P | ポリシー設定で入力した署名者の 1 人 署名者にはデフォルトで "VMware, Inc." が含まれます。 |

VMware Workspace ONE 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、 Application Resilience (RAR) コンポーネント デバイスにインストールされたサードパーティアプリケーションのステータスを検出する、Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントです。このコンポーネントがサードパーティアプリケーションを修復するように試みる場合もあります (適合していない場合)。RAR コンポーネントは、デバイスがカスタムポリシーグループに関連付けられ、ポリシーグループのApplication Resilience ポリシーがアクティブになった場合のみデバイスに展開されます。 が、VMware Workspace ONE が機能していない場合は修復し、存在しないまたは修復できない場合は再インストールを試みるように設定できます。
お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、レポートと修復オプションおよびレポート、修復および再インストールオプションが利用できない場合があります。
Secure Endpoint Agent の RAR コンポーネントは、次の問題に対応できます。
問題 | 解決策 |
---|---|
修復 | |
AirwatchService (TaskScheduler.exe) が動作していない |
RAR コンポーネントがサービスを再起動します。 |
AirwatchService (TaskScheduler.exe) がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できる |
RAR コンポーネントが所在不明サービスを再インストールします。 |
再インストール | |
ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。 |
|
AirwatchService (TaskScheduler.exe) がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できない |
アプリケーションがインストールされている場合、RAR コンポーネントによってアンインストールされます。アプリケーションがアンインストールされた後、またはアプリケーションがインストールされていない場合、RAR コンポーネントが設定されたバージョンのアプリケーションをダウンロードしてインストールします。 |
VMware Workspace ONE が修復に失敗した、または想定されるバージョンがインストールされていない |

インストーラーの注意事項:
- MSI ファイルでなければなりません
- ファイル名は任意です

RAR コンポーネントは、プリキャッシュされたインストーラーを確認する際に、以下のファイル名を探します:
コンポーネント | ファイル名 |
---|---|
インストーラー | AirWatchAgent.msi |


Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。Application Resilience ポリシーを設定するでの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。
アプリケーションバージョンの設定を行うには:
- アプリケーションバージョンの下で、ドロップダウンメニューから23.* 以降を選択します。
-
VMware Workspace ONE のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される VMware Workspace ONE のバージョンを入力します。
- ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
- 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 23.*、23.2.*、または 23.2.7.*)。
入力するバージョンが 23.x 以降と一致していることを確認します。
レポート、修復および再インストールオプションを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、この設定も行う必要があります。
VMware Workspace ONE に固有の設定を行うには:
-
[オプション] 所在不明のアプリケーションの再インストールのみを行うには、アプリケーションがすでにインストール済みの場合は再インストールまたはアップグレードしないの隣にあるチェックボックスを選択します。このオプションを選択すると、以下のいずれかの条件が該当する場合でも、アプリケーションは再インストールされません。
- アプリケーションバージョンが想定されるバージョン未満である。
- アプリケーションが修復不可能である。
-
[オプション] 追加インストールコマンド の下で、該当するインストールコマンドラインパラメーターを入力して、ポリシー設定でカバーされていない設定を構成します。例えば、デバイスサービスサーバー URL、組織のグループ ID、および登録中のユーザーまたはステージングユーザーの資格情報を入力するには、以下のように入力します。
コピーするSERVER=<server url> LGName=<lg name> USERNAME=<username> PASSWORD=<password>
利用可能なパラメーターの詳細については、VMWare Workspace ONE のマニュアルを参照してください。

Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。Application Resilience ポリシーを設定するでの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。
アプリケーションバージョンの設定を行うには:
- アプリケーションバージョンの下で、ドロップダウンメニューから19.* ~ 22.*を選択します。
-
VMware Workspace ONE のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される VMware Workspace ONE のバージョンを入力します。
- ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
- 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 19.*、19.8.*、または 19.8.1.*)。
入力するバージョンが 19.x ~ 22.x と一致していることを確認します。
レポート、修復および再インストールオプションを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、これらの設定も行う必要があります。
VMware Workspace ONE に固有の設定を行うには:
- デバイスサービスサーバー URLの下に、デバイスサービスサーバーの URL を入力します。
- 組織グループ ID の下に、VMware Workspace ONE でデバイスが所属する組織グループの ID 番号を入力します。
-
ユーザーまたはステージングユーザーの下に、登録中のユーザー、または登録中のユーザーに代わりデバイスのステージングを行うユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
パスワードを正しく入力したことを確認するには、パスワードを表示チェックボックスを選択します。
-
登録ユーザーの下に、デバイスを登録しているユーザーのユーザー名を入力します。
登録ユーザーは、VMware Workspace ONE のマニュアルではSTAGEUSERNAMEと呼ばれます。
- ログインユーザーに割り当てますか?の下で、ログイン済みのドメインユーザーにデバイスを割り当てるかどうかを選択します。そのタイミングでログインしているユーザーにデバイスを割り当てるには、「Y」を入力します。そうでなければ、「N」を入力します。
- 登録中のユーザーの下で、以下を実行します。
[オプション] 登録中のユーザーのメールアドレス (ユーザー名)を入力します。
メールアドレス (ユーザー名)は、VMware Workspace ONE のマニュアルではSTAGEEMAILUSRNAMEと呼ばれます。
登録中のユーザーのパスワードを入力します。
パスワードは、VMware Workspace ONE のマニュアルではSTAGEPASSWORDと呼ばれます。
- パスワードを正しく入力したことを確認するには、パスワードを表示チェックボックスを選択します。
- [オプション] 登録中のユーザーのメールアドレスを入力します。