VMware Carbon Black Cloud 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシー
VMware Carbon Black Cloud™ (Carbon Black Cloud) 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーを有効にして、Windows デバイスにインストールされている Carbon Black Cloud センサーの機能ステータスに関する情報を収集し、結果をレポートで確認することができます。また、アプリケーションの再インストールを試みるようにポリシーを設定することもできます。

Carbon Black Cloud 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、以下を実行しているデバイスでサポートされます。
- サポートされているバージョンの Windows オペレーティングシステム
-
PowerShell バージョン 5.1 以降
Microsoft によって課されている PowerShell の制限により、Windows 11 SE を実行しているデバイスでは、このアプリケーションで Application Resilience はサポートされていません。
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以下のいずれか 1 つのバージョンの Carbon Black Cloud センサー:
-
3.7.x 以降
以降のバージョンでソフトウェアが大幅に変更された場合、健全性チェックが無効になる場合があります。
- 3.5.x
- 3.4.0.x
-
Carbon Black Cloud センサーをバージョン 3.4.0.x からアップグレードする際の既知の問題があります。アップグレード時に問題が発生した場合、バージョン 3.4.0.x をアンインストールすることを推奨します。詳細については VMWare Carbon Black のマニュアルを参照してください。


以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。
コンポーネント | テスト内容 | ||
---|---|---|---|
サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
Cb Defense (RepMgr.exe) | P | P |
ポリシー設定で入力した署名者の 1 人 署名者にはデフォルトで "Carbon Black, Inc." が含まれます。 |
Carbon Black Cloud WSC (RepWSC.exe) | P | 該当なし |

以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。
コンポーネント | テスト内容 | ||
---|---|---|---|
サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
Cb Defense (RepMgr.exe) | P | P | Carbon Black, Inc. |
Carbon Black Cloud WSC (RepWSC.exe) | P | 該当なし |

以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを「適合」とレポートは利用できません。
コンポーネント | テスト内容 | ||
---|---|---|---|
サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
Cb Defense (RepMgr.exe) | P | P | Carbon Black, Inc. |
Cb Defense WSC (RepWSC.exe) | P | 該当なし |

Carbon Black Cloud 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーで、Carbon Black Cloud センサーが機能していないまたは存在しない場合に、 Application Resilience (RAR) コンポーネント デバイスにインストールされたサードパーティアプリケーションのステータスを検出する、Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントです。このコンポーネントがサードパーティアプリケーションを修復するように試みる場合もあります (適合していない場合)。RAR コンポーネントは、デバイスがカスタムポリシーグループに関連付けられ、ポリシーグループのApplication Resilience ポリシーがアクティブになった場合のみデバイスに展開されます。 が再インストールを実行できるように設定できます。
レポートと修復オプションはサポートされていません。お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、レポート、修復および再インストールオプションまたはレポートと再インストールオプションが利用できない場合があります。
Secure Endpoint Agent の RAR コンポーネントは、次の問題に対応できます。

問題 | 解決策 |
---|---|
再インストール | |
ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。 |
|
以下のサービスの1つ以上がインストールされていない:
|
RAR コンポーネントが設定されたバージョンのアプリケーションをダウンロードしてインストールします。 |
Cb Defense (RepMgr.exe) サービスが動作していない | |
Carbon Black Cloud センサーの適切なバージョンがインストールされていません。 |

問題 | 解決策 |
---|---|
再インストール | |
ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。 |
|
以下のサービスの1つ以上がインストールされていない:
|
RAR コンポーネントが設定されたバージョンのアプリケーションをダウンロードしてインストールします。 |
Cb Defense (RepMgr.exe) サービスが動作していない | |
Carbon Black Cloud センサーの適切なバージョンがインストールされていません。 |

32-bit インストーラーと 64-bit インストーラーのどちらかまたは両方を追加することができます。インストーラーの注意事項:
-
MSI ファイルでなければなりません
-
ファイル名は任意です

RAR コンポーネントは、プリキャッシュされたインストーラーを確認する際に、以下のファイル名を探します:

コンポーネント | ファイル名 |
---|---|
インストーラー | CarbonBlack_3.7.msi |

コンポーネント | ファイル名 |
---|---|
インストーラー | CarbonBlack.msi |


Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。Application Resilience ポリシーを設定するでの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。
アプリケーションバージョンの設定を行うには:
VMware Carbon Black Cloud のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される Carbon Black Cloud センサーのバージョンを入力します。
- ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
-
主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 3.7.* または 3.7.1.*)。
入力するバージョンが 3.7.x 以降と一致していることを確認します。
Carbon Black Cloud 固有の設定を行うには:
- 会社登録コードの下に、規定の会社登録コードを入力します。
- [オプション] 追加インストールコマンド の下で、該当するインストールコマンドラインパラメーターを入力して、ポリシー設定でカバーされていない設定を構成します。
会社登録コードの取得方法については、Carbon Black のマニュアルを参照してください。

Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。レポート、修復および再インストールオプション、あるいはレポートおよび再インストールオプションを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、この設定も行ってください。
Carbon Black Cloud 固有の設定を行うには:
会社登録コードの下に、規定の会社登録コードを入力します。
会社登録コードの取得方法については、Carbon Black のマニュアルを参照してください。