Netskope 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシー
Netskope 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーを有効にして、Windows デバイスにインストールされている Netskope の機能ステータスに関する情報を収集し、結果をレポートで確認することができます。また、このアプリケーションを修復または再インストールするようにポリシーを設定することもできます。

Netskope 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、以下を実行しているデバイスでサポートされます。
- サポートされているバージョンの Windows オペレーティングシステム
-
PowerShell バージョン 5.1 以降
Microsoft によって課されている PowerShell の制限により、Windows 11 SE を実行しているデバイスでは、このアプリケーションで Application Resilience はサポートされていません。
-
以下のいずれか 1 つのバージョンの Netskope:
-
84.x 以降
以降のバージョンでソフトウェアが大幅に変更された場合、健全性チェックが無効になる場合があります。
- 74.x
-


以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。
コンポーネント | テスト内容 | ||
---|---|---|---|
サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
Netskope Client Service (stAgentSvc.exe) | P | P |
ポリシー設定で入力した署名者の 1 人 署名者にはデフォルトで "netSkope Inc" が含まれます。 |

以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。
コンポーネント | テスト内容 | ||
---|---|---|---|
サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
Netskope Client Service (stAgentSvc.exe) | P | P | netSkope Inc |

Netskope 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、 Application Resilience (RAR) コンポーネント デバイスにインストールされたサードパーティアプリケーションのステータスを検出する、Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントです。このコンポーネントがサードパーティアプリケーションを修復するように試みる場合もあります (適合していない場合)。RAR コンポーネントは、デバイスがカスタムポリシーグループに関連付けられ、ポリシーグループのApplication Resilience ポリシーがアクティブになった場合のみデバイスに展開されます。 が、Netskope が機能していない場合は修復し、存在しないまたは修復できない場合は再インストールを試みるように設定できます。
お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、レポートと修復オプションおよびレポート、修復および再インストールオプションが利用できない場合があります。
Secure Endpoint Agent の RAR コンポーネントは、次の問題に対応できます。
問題 | 解決策 |
---|---|
修復 | |
Netskope Client Service (stAgentSvc.exe) が動作していない |
RAR コンポーネントがサービスを再起動します。 |
Netskope Client Service (stAgentSvc.exe) がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できる |
RAR コンポーネントが所在不明サービスを再インストールします。 |
再インストール | |
ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。 |
|
Netskope Client Service (stAgentSvc.exe) がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できない |
アプリケーションがインストールされている場合、RAR コンポーネントによってアンインストールされます。アプリケーションがアンインストールされた後、またはアプリケーションがインストールされていない場合、RAR コンポーネントが設定されたバージョンのアプリケーションをダウンロードしてインストールします。 |
Netskope が修復に失敗した、または想定されるバージョンがインストールされていない |

インストーラーの注意事項:
-
MSI ファイルでなければなりません
-
ファイル名は任意です

RAR コンポーネントは、プリキャッシュされたインストーラーを確認する際に、以下のファイル名を探します:
コンポーネント | ファイル名 |
---|---|
インストーラー | NSClient.msi |


Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。バージョン 84.x 以降を使用している場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。
アプリケーションバージョンの設定を行うには:
-
アプリケーションバージョンの下で、ドロップダウンメニューから84.* 以降を選択します。
-
Netskope のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される Netskope エージェントのバージョンを入力します。
-
ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
-
主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 84.* または 84.13.*)。
入力するバージョンが 84.x 以降と一致していることを確認します。
-
レポート、修復および再インストールオプションを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、この設定も行う必要があります。
Netskope 固有の設定を行うには:
[オプション] インストーラーコマンド の下で、該当するコマンドラインパラメーターを入力して、その他に必要な設定を行います。設定でインストールトークンまたはアドオンマネージャーのホスト名が必要な場合、ここに追加できます。
インストールトークン、アドオンマネージャーのホスト名、利用可能なコマンドラインパラメーターについては、Netskope のマニュアルを参照してください。

Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。レポート、修復および再インストールオプションを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、これらの設定も行います。
Netskope に固有の設定を行うには:
-
[オプション] インストールトークンに、Netskope Client のインストールに必要なトークンを入力します (設定で必要な場合)。
- [オプション] Netskope Add-on Manager のホスト名に、アドオンマネージャーのホスト名を入力します。例: addon.goskope.com、addon.eu.goskope.com
-
[オプション] 追加インストールコマンド の下で、該当するインストールコマンドラインパラメーターを入力して、ポリシー設定でカバーされていない設定を構成します。たとえば、以下のコマンドラインパラメーターが含まれる場合があります。
- mode=peruserconfig
- userconfiglocation={path}
- autoupdate={on|off}
- installmode=idP
インストールトークン、アドオンマネージャーのホスト名、利用可能なコマンドラインパラメーターについては、Netskope のマニュアルを参照してください。