Trellix Drive Encryption 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシー

Trellix Drive Encryption (旧称 McAfee® Drive Encryption) 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーを有効にして、Windows デバイスにインストールされている Trellix Drive Encryption の機能ステータスに関する情報を収集し、結果をレポートで確認することができます。また、Trellix Drive Encryption および Trellix Drive Encryption Agent (旧称 McAfee Endpoint Encryption Agent) を修復または再インストールするようにポリシーを設定することもできます。加えて、Trellix Drive Encryption Go (旧称 McAfee Drive Encryption Go) を修復または再インストールするようにポリシーを設定することもできます (ポリシー設定で選択されている場合)。

Trellix Drive Encryption 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、以下を実行しているデバイスでサポートされます。

  • サポートされているバージョンの Windows オペレーティングシステム

  • PowerShell バージョン 5.1 以降

    Microsoft によって課されている PowerShell の制限により、Windows 11 SE を実行しているデバイスでは、このアプリケーションで Application Resilience はサポートされていません。

  • Trellix Drive Encryption、Trellix Drive Encryption Agent、および Trellix Drive Encryption Go (ポリシー設定で選択されている場合) の以下のいずれかのバージョン:

    • 7.4.x 以降

      以降のバージョンでソフトウェアが大幅に変更された場合、健全性チェックが無効になる場合があります。

    • 7.0.x ～ 7.3.x

以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。

以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。

コンポーネント テスト内容
サービス インストール済み 動作中 署名者
  • Trellix Drive Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • Trellix Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • Trellix Drive Encryption Go (EegoService.exe)1
 P P

ポリシー設定で入力した署名者の 1 人

署名者にはデフォルトで "MUSARUBRA US LLC" が含まれます。

1ポリシー設定で選択されている場合のみチェックされます。

以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。

以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。

コンポーネント テスト内容
サービス インストール済み 動作中 署名者
  • McAfee Endpoint Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • McAfee Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • McAfee Drive Encryption Go (EegoService.exe)1
 P P

ポリシー設定で入力した署名者の 1 人

署名者にはデフォルトで "McAfee, Inc." が含まれます。

1ポリシー設定で選択されている場合のみチェックされます。

Trellix Drive Encryption 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、 Application Resilience (RAR) コンポーネント デバイスにインストールされたサードパーティアプリケーションのステータスを検出する、Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントです。このコンポーネントがサードパーティアプリケーションを修復するように試みる場合もあります (適合していない場合)。RAR コンポーネントは、デバイスがカスタムポリシーグループに関連付けられ、ポリシーグループのApplication Resilience ポリシーがアクティブになった場合のみデバイスに展開されます。 が、Trellix Drive Encryption、Trellix Drive Encryption Agent、または Trellix Drive Encryption Go (ポリシー設定で選択されている場合) が機能していない場合は修復し、存在しないまたは修復できない場合は再インストールを試みるように設定できます。

お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、レポートと修復オプションおよびレポート、修復および再インストールオプションが利用できない場合があります。

Secure Endpoint Agent の RAR コンポーネントは、次の問題に対応できます。

問題 解決策
修復

以下のサービスの1つ以上が動作していない:

  • Trellix Drive Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • Trellix Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • Trellix Drive Encryption Go (EegoService.exe)1

RAR コンポーネントが停止した各サービスを再起動します。

以下のサービスの 1 つ以上がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できる:

  • Trellix Drive Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • Trellix Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • Trellix Drive Encryption Go (EegoService.exe)1

RAR コンポーネントがそれぞれの所在不明サービスを再インストールします。
再インストール

ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。

以下のサービスの 1 つ以上がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できない:

  • Trellix Drive Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • Trellix Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • Trellix Drive Encryption Go (EegoService.exe)1

RAR コンポーネントが設定されたバージョンの Trellix Drive Encryption または Trellix Drive Encryption Agent をダウンロードしてインストールします。

Trellix Drive Encryption Go がインストールされている場合、RAR コンポーネントによってアンインストールされます。Trellix Drive Encryption Go がアンインストールされた後、またはインストールされていない場合、RAR コンポーネントが設定されたバージョンの Trellix Drive Encryption Go1 をダウンロードしてインストールします。
Trellix Drive Encryption、Trellix Drive Encryption Agent、または Trellix Drive Encryption Go1 が修復に失敗した、または想定されるバージョンがインストールされていない

1ポリシー設定で選択されている場合のみチェックされます。

問題 解決策
修復

以下のサービスの1つ以上が動作していない:

  • McAfee Endpoint Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • McAfee Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • McAfee Drive Encryption Go (EegoService.exe)1

RAR コンポーネントが停止した各サービスを再起動します。

以下のサービスの 1 つ以上がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できる:

  • McAfee Endpoint Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • McAfee Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • McAfee Drive Encryption Go (EegoService.exe)1

RAR コンポーネントがそれぞれの所在不明サービスを再インストールします。
再インストール

ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。

以下のサービスの 1 つ以上がインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できない:

  • McAfee Endpoint Encryption Agent (MfeEpeHost.exe)
  • McAfee Drive Encryption SGX Service (MDECryptService.exe)
  • McAfee Drive Encryption Go (EegoService.exe)1
 RAR コンポーネントが設定されたバージョンの McAfee Drive Encryption、McAfee Endpoint Encryption Agent、または McAfee Drive Encryption Go1 をダウンロードしてインストールします。
McAfee Drive Encryption、McAfee Endpoint Encryption Agent、または McAfee Drive Encryption Go1 が修復に失敗した、または想定されるバージョンがインストールされていない

1ポリシー設定で選択されている場合のみチェックされます。

アプリケーションごとに、32-bit インストーラーと 64-bit インストーラーのいずれかまたは両方を追加することができます。インストーラーの注意事項:

  • MSI ファイルでなければなりません

  • ファイル名は任意です

RAR コンポーネントは、プリキャッシュされたインストーラーを確認する際に、以下のファイル名を探します:

コンポーネント ファイル名
インストーラー
  • McAfeeEEAgent.msi
  • McAfeeDE.msi
  • McAfeeDEGo.msi 1

1ポリシー設定で選択されている場合のみ必要です

Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。Application Resilience ポリシーを設定するでの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。

アプリケーションバージョンの設定を行うには:

  1. アプリケーションバージョンの下で、ドロップダウンから7.4.* 以降を選択します。

  2. Trellix Drive Encryption Agent (旧称 McAfee Endpoint Encryption Agent) のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される Trellix Drive Encryption Agent のバージョンを入力します。

    • ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
    • 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 7.*、7.4.*、または 7.4.2.*)。

    入力するバージョンが 7.4.x 以降と一致していることを確認します。

  3. Trellix Drive Encryption (旧称 McAfee Drive Encryption) のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される Trellix Drive Encryption のバージョンを入力します。

    • ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
    • 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 7.*、7.4.*、または 7.4.2.*)。

    入力するバージョンが 7.4.x 以降と一致していることを確認します。

  4. [オプション] Trellix Drive Encryption Go の健全性を監視する場合、このオプションは Trellix Drive Encryption Go (旧称 McAfee Drive Encryption Go) を監視するために選択しますチェックボックスをオンにします。

  5. [オプション] このオプションはTrellix Drive Encryption Go (旧称 McAfee Drive Encryption Go) を監視するために選択しますチェックボックスをオンにした場合、Trellix Drive Encryption Go のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される Trellix Drive Encryption Go のバージョンを入力します。

    • ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
    • 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 7.*、7.4.*、または 7.4.2.*)。

    入力するバージョンが 7.4.x 以降と一致していることを確認します。

Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。Application Resilience ポリシーを設定するでの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。

アプリケーションバージョンの設定を行うには:

  1. アプリケーションバージョンの下で、ドロップダウンから 7.0.* ～ 7.3.* を選択します。

  2. Trellix Drive Encryption Agent (旧称 McAfee Endpoint Encryption Agent) のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される McAfee Endpoint Encryption Agent のバージョンを入力します。

    • ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
    • 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 7.*、7.2.*、または 7.2.10.*)。

    入力するバージョンが 7.0.x ～ 7.3.x と一致していることを確認します。

  3. Trellix Drive Encryption (旧称 McAfee Drive Encryption) のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される McAfee Drive Encryption のバージョンを入力します。

    • ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
    • 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 7.*、7.2.*、または 7.2.10.*)。

    入力するバージョンが 7.0.x ～ 7.3.x と一致していることを確認します。

  4. [オプション] McAfee Drive Encryption Go の健全性を監視する場合、このオプションは Trellix Drive Encryption Go (旧称 McAfee Drive Encryption Go) を監視するために選択しますチェックボックスをオンにします。

  5. [オプション] このオプションはTrellix Drive Encryption Go (旧称 McAfee Drive Encryption Go) を監視するために選択しますチェックボックスをオンにした場合、Trellix Drive Encryption Go のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される McAfee Drive Encryption Go のバージョンを入力します。

    • ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
    • 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 7.*、7.2.*、または 7.2.10.*)。

    入力するバージョンが 7.0.x ～ 7.3.x と一致していることを確認します。