Cisco Umbrella Roaming Client 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシー
Cisco Umbrella® Roaming Client 向け Application Resilience ポリシーを有効にして、Windows デバイスにインストールされている Cisco Umbrella Roaming Client の機能ステータスに関する情報を収集し、結果をレポートで確認することができます。また、このアプリケーションを修復または再インストールするようにポリシーを設定することもできます。
Cisco Umbrella Roaming Client 向け Application Resilience ポリシーは、スタンドアロンの Cisco Umbrella Roaming Client のみをサポートします。
Cisco Umbrella Roaming Client 向け Application Resilience (自動復活機能) ポリシーは、以下を実行しているデバイスでサポートされます。
- サポートされているバージョンの Windows オペレーティングシステム
-
PowerShell バージョン 5.1 以降
Microsoft によって課されている PowerShell の制限により、このアプリケーションのレポートと修復オプションと、レポート、修復、および再インストールオプションは、Windows 11 SE を実行しているデバイスではサポートされません。
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Cisco Umbrella Roaming Client の以下のいずれか 1 つのバージョン:
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3.x 以降
以降のバージョンでソフトウェアが大幅に変更された場合、健全性チェックが無効になる場合があります。
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以下の表は、バージョンチェックに加えて実施される健全性チェックの内容について説明します。
以降のバージョンを適合と報告するを選択した場合、健全性チェックを実行することなく、それ以降のバージョンが「適合」と報告されます。
| コンポーネント | テスト内容 | ||
|---|---|---|---|
| サービス | インストール済み | 動作中 | 署名者 |
| Umbrella Roaming Client (ERCService.exe) | P | P |
ポリシー設定で入力した署名者の 1 人 署名者にはデフォルトで "Cisco Systems Inc."、"CISCO SYSTEMS, INC."、および "CISCO SYSTEMS" が含まれます。 |
| アプリケーション名 | |||
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アプリケーションは以下のいずれか 1 つの名前を使用します。
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Cisco Umbrella Roaming Client 向け Application Resilience ポリシーは、 Application Resilience (RAR) コンポーネント デバイスにインストールされたサードパーティアプリケーションのステータスを検出する、Secure Endpoint Agent の軽量ソフトウェアコンポーネントです。このコンポーネントがサードパーティアプリケーションを修復するように試みる場合もあります (適合していない場合)。RAR コンポーネントは、デバイスがカスタムポリシーグループに関連付けられ、ポリシーグループのApplication Resilience ポリシーがアクティブになった場合のみデバイスに展開されます。 が、Cisco Umbrella Roaming Client が機能していない場合は修復し、存在しないまたは修復できない場合は再インストールを試みるように設定できます。
お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、レポートと修復オプションおよびレポート、修復および再インストールオプションが利用できない場合があります。
Secure Endpoint Agent の RAR コンポーネントは、次の問題に対応できます。
| 問題 | 解決策 |
|---|---|
| 修復 | |
| Umbrella Roaming Client (ERCService.exe) サービスが動作していない |
RAR コンポーネントがサービスを再起動します。 |
| Umbrella Roaming Client (ERCService.exe) サービスがインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できる |
RAR コンポーネントが所在不明サービスを再インストールします。 |
| 再インストール | |
|
ダウングレードはサポートされていません。デバイスにインストールしたバージョンが想定されるバージョンよりも新しい場合、どのアクションも実行されません。 |
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| Umbrella Roaming Client (ERCService.exe) サービスがインストールされていない、および、サービスの実行ファイルをデバイスで検出できない |
アプリケーションがインストールされている場合、RAR コンポーネントによってアンインストールされます。アプリケーションがアンインストールされた後、またはアプリケーションがインストールされていない場合、RAR コンポーネントが設定されたバージョンのアプリケーションをダウンロードしてインストールします。 |
| Cisco Umbrella Roaming Client が修復に失敗した、または想定されるバージョンがインストールされていない | |
Cisco Umbrella Roaming Client が機能していない、または存在しない場合に Secure Endpoint Agent が Cisco Umbrella Roaming Client を再インストールするには、Cisco Umbrella Roaming Client インストーラーを準備する必要があります。
インストーラーを準備するには:
- Cisco Umbrella ダッシュボードから Cisco Umbrella Roaming Client の ZIP ファイルを生成し、ダウンロードします。Cisco Umbrella のマニュアルに記載されている手順に従ってください。
- ZIP ファイルをインストーラーを保存した場所に移動し、展開したインストーラーを保存したい場所に MSI ファイルを展開します。
MSI ファイルを Secure Endpoint Console にアップロードする、またはユーザー独自のサーバー上でホストすることができるようになりました。
RAR コンポーネントは、プリキャッシュされたインストーラーを確認する際に、以下のファイル名を探します:
| コンポーネント | ファイル名 |
|---|---|
| インストーラー | Setup.msi |
Application Resilience ポリシーをアクティブ化する前に、ポリシーを設定する必要があります。Application Resilience ポリシーを設定するでの設定に加えて、アプリケーションバージョンを設定する必要があります。
アプリケーションバージョンの設定を行うには:
Cisco Umbrella Roaming Client のバージョンの下で、デバイスで実行されていると想定される Cisco Umbrella Roaming Client のバージョンを入力します。
- ターゲットバージョンは、ピリオドで区切られた数字のシーケンスとする必要があります。
- 主要なバージョン番号の後に、ワイルドカード "*" を使用できます (例: 3.* または 3.0.* または 3.0.110.*)。
入力するバージョンが 3.* 以降と一致していることを確認します。
レポート、修復および再インストールオプションを選択した場合、Application Resilience ポリシーを設定するの設定に加えて、これらの設定も行う必要があります。
Cisco Umbrella Roaming Client に固有の設定を行うには:
-
[オプション] 所在不明のアプリケーションの再インストールのみを行うには、アプリケーションがすでにインストール済みの場合は再インストールまたはアップグレードしないの隣にあるチェックボックスを選択します。このオプションを選択すると、以下のいずれかの条件が該当する場合でも、アプリケーションは再インストールされません。
- アプリケーションバージョンが想定されるバージョン未満である。
- アプリケーションが修復不可能である。
-
インストールパラメーターの下で、以下を実行します。
-
[必須] 以下のコマンドラインインストールパラメーターを入力します:
- ORG_ID
- ORG_FINGERPRINT
- USER_ID
これらのパラメーターの値は、OrgInfo.json ファイル、またはインストーラーを準備するでダウンロードした Cisco Umbrella Roaming Client ZIP ファイルの一部である readme.txt ファイルのサンプルセクションに記載されています。ORG_FINGERPRINT は、FINGERPRINT ID に表示されている値を使用します。以下に、必須コマンドラインパラメーターの例を示します。
コピーするORG_ID=222222 ORG_FINGERPRINT=1234567890abcdef USER_ID=111111 -
[オプション] 該当するコマンドラインパラメーターを入力して、ポリシー設定でカバーされていない設定を構成します。以下に、必須コマンドラインパラメーターとオプションのパラメーターの例を示します。
コピーするORG_ID=222222 ORG_FINGERPRINT=1234567890abcdef USER_ID=111111 HIDE_UI=1
-
利用できるコマンドラインのパラメーターについては、Cisco のマニュアルを参照してください。




