Secure Endpoint 11.1 リリースノート

このトピックでは、Secure Endpoint 11.1 に含まれるソフトウェアアップデート、およびその後のホットフィックスとアップグレードについて説明します。ここに記載された特定の変更のほかに、リリースごとに、セキュリティの強化、パフォーマンスの最適化、全体的な安定性の向上を目的としたより広範囲なシステムの機能強化も含まれます。

Secure Endpoint Agent に適用されるソフトウェアアップデートを確認するには、Secure Endpoint Agent リリースノート - バージョン 11.1 を参照してください。

お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンス、およびお客様の Absolute データセンターに応じて、以下の機能、機能強化、修正の一部が利用できない場合があります。

以下の機能、機能強化、改善、および修正が Secure Endpoint 11.1 で導入されました。

改良と修正

機能/エリア  
Absolute API
  • ジオフェンスのリソースに以下の機能強化が追加されました。

    • カスタムジオフェンスに加えて、POST エンドポイントを使用して位置ジオフェンスとスーパーフェンスを作成できるようになりました。
    • GET エンドポイントを使用して、アカウントのすべてのジオフェンスとスーパーフェンスをクエリできるようになりました。

    POST および DELETE エンドポイントを使用するにはジオフェンスの管理権限が必要になった一方、GET エンドポイントを使用するには表示権限が必要になりました。これらの権限を追加するには、新しい API トークンの作成が必要になります。既存の API トークンに権限を追加することはできません。

  • フリーズリソースで、フリーズ解除コードは以下をサポートするようになりました。

    • 数字に加えてアルファベット文字 (a~z、A~Z)

    • 最大 20 文字までのパスコード

AI アシスタント
  • AI アシスタントが、必要な権限を持たないユーザー向けの回答から、ジオロケーションの詳細を適切にフィルタリングするようになりました。ユーザーが制限された位置データを要求した場合、AI アシスタントは、制限されたフィールドについて言及する代わりに、権限の制限に関する明確な通知を示します。

  • AI アシスタントの処理中に、アクティブなプロンプトをキャンセルし、現在の回答を中止して直ちに新しい要求を開始できるようになりました。プロンプトが中止されると、再試行ボタンが表示され、必要に応じて要求を再送信することができます。

  • ユーザーのロケールが日本語に設定されている場合に、AI アシスタントがその回答においてデバイスまたは記録の総数を表示しないという問題を修正しました。

アプリケーション
  • アプリケーションの適合性 > ステータス詳細列に表示される値が更新され、Application Resilience ポリシーおよび必須アプリケーションポリシー間で一貫性が保たれるようになりました。

  • デフォルトで、アプリケーションの適合性レポートは、ポリシー名およびデバイス名に加えて、アプリケーションのバージョンでソートされるようになりました。

  • アプリケーションの適合性 > ステータス更新列において、アプリケーションの適合性ステータスが変更された際に誤ったタイムスタンプが表示されるという問題を修正しました。レポートには、最新のステータス更新の日時が正確に反映されるようになりました。

  • これまでは、アプリケーション概要ページからデバイスのアプリケーション詳細を表示した際に、チェックに失敗しましたというエラーが表示された場合、健全性チェックの失敗理由が正しく表示されないことがありました。この問題が修正されました。

  • Application Resilience が、アプリケーションの欠落と健全性チェックでの不合格を区別できなかったという問題を修正しました。健全性チェックエラーが適切に特定され、報告されるようになりました。

Application Resilience
  • Application Resilience ポリシーで、以下のアプリケーションバージョンの自動復活が可能になりました。

    • バージョン 26.x 以降の Teramind Agent

    • バージョン 25.11.x 以降の Citrix Workspace

    • バージョン 5.1.16.x 以降の Cisco Secure Client

    • バージョン 6.4.1.x 以降の Qualys Cloud Agent

    • バージョン 11.1.2.x 以降の Tenable Nessus Agent

    • バージョン 4.8.x 以降の Zscaler Client Connector

認証
  • 以下のログインページは廃止されたため、これらを使用して Secure Endpoint Console にログインすることはできなくなりました。

    • signin.absolute.com
    • signin.us.absolute.com

    各データセンターの有効なログインページへのリンクは、廃止されたページに表示されています。

ダッシュボード
  • ウィジェット設定インターフェイスに、データソースを選択するグループ化されたドロップダウンメニューが表示されるようになり、以前のボタンベースのレイアウトに置き換わりました。

  • 資産管理およびリスクありダッシュボードにあるダークデバイスウィジェットが更新され、時間経過に伴うダークデバイスの総数を単独で表示するようになりました。グラフのデータ系列項目を削除することで、ウィジェットにはエンドポイント接続トレンドの概要が、より明確に表示されるようになりました。

デバイス詳細
  • ハードウェアレポートの精度を向上させるために、Secure Endpoint Console はデバイスの詳細ページのプロセッサ番号を入力する際に、より包括的なデータフィールドを使用するようになりました。この更新により、幅広いエンドポイント設定で、プロセッサー情報が適切に表示されます。

  • アクションツールバーで、ワイプやスクリプトの実行などのデバイスアクションが、以下の状況ではグレー表示となります。

    • デバイスの割り当て済みライセンスがその操作をサポートしていない

    • その操作がデバイスのオペレーティングシステムでサポートされていない

  • 履歴タブおよび位置履歴タブのイベントタイムスタンプに、ユーザーのタイムゾーンが含まれるようになりました。

  • IP 位置情報が唯一の利用可能な技術であった場合に、エクスポートされた位置履歴レポートのプライマリー技術レポート列が空白のままになる問題を修正しました。列には現在、IP 位置情報が正しく表示されるようになり、すべての住所レポート列は利用不可と表示されるようになりました。

  • デバイス詳細の履歴ページで、IP 位置情報が更新されましたイベントの住所が誤って表示される問題を修正しました。これらのイベントでは、市町村、都道府県、国のみが表示されるようになりました。

Endpoint Data Discovery
  • 使い勝手を改良し、コンソールの他のエリアとの一貫性を持たせるため、以下の EDD 関連ページのユーザーインターフェイスが更新されました。

    • ポリシー領域の Endpoint Data Discovery ルールページ 詳細はこちら

    • Endpoint Data Discovery ルールページからアクセスできる EDD ルール作成ページ 詳細はこちら

    • ポリシーグループ内の Endpoint Data Discovery スキャンの設定ページ 詳細はこちら

    • デバイスのデバイス詳細にある EDD 概要ページ 詳細はこちら

  • 個人の医療情報 (PHI) ルールで、最新バージョンの National Institutes of Health Medical Subject Headings (MeSH) シソーラスが使用されるようになり、分類ミスが減るとともに、医療および健康に関して幅広い用語を網羅するようになりました。さらに、このルールでは日付値がより効率的に、高い信頼性で処理されるようになり、EDD レポートの品質が向上しました。

    PHI ルールを含む EDD ポリシーについては、これらの更新は次回の予定された EDD スキャンまで適用されません。

  • これまでは、大量のデバイスインベントリーを持つお客様が、クラウドにリスクファイルがあるデバイスレポートを閲覧する際に、動作が遅くなったりタイムアウトが発生したりする可能性がありました。基盤となるクエリを最適化することにより、この問題が修正されました。
フリーズ
  • フリーズ解除コードは以下をサポートするようになりました。

    • 数字に加えてアルファベット文字 (a~z、A~Z)

    • 最大 20 文字までのパスコード

  • フリーズしたデバイスへのリモートアクセスに RealVNC を使用することはできなくなりました。

履歴 > イベント
  • 履歴 > イベントページが新しいバージョンに更新され、動作の改良とよりスムーズな閲覧体験を提供します。ページの任意の行をクリックすると、サイドバーが開き、当該イベントのプロパティの変更内容が表示されます。見やすさを考慮して、変更されたプロパティが一番上に優先的に表示されます。この更新には、システムおよびデバイスイベントをより詳しく把握できるように、強化されたフィルタリングおよびエクスポート機能も含まれています。

ライセンス管理
  • 新しいアカウントの場合、ライセンス割り当て設定を初めてクリックしたときにエラーメッセージが表示されることがありました。この問題が修正されました。

Playbook (Absolute リハイドレート)
  • ポリシーグループの Playbook ポリシーを初めて設定する際に、システム再起動設定が次のように事前設定されるようになりました。

    • 午前 0 時から午前 6 時までの時間帯 (デバイスの現地時間)

    • デバイスユーザーは再起動を 1 回、最大 2 時間まで遅らせることができる

    もっと見る

  • 以下のコンソールページで、Playbook を実行リクエストのリクエスト概要に、開始元フィールドが表示されるようになりました。

    • 履歴 > アクション

    • デバイス詳細のアクションタブ

  • ポリシーグループに割り当てられたエージェントバージョンが、特定の Playbook ポリシー設定をサポートしていない場合、その設定はグレー表示され、以下のメッセージが表示されます。

    追加の機能については、新しいバージョンの Absolute エージェントをご利用ください。

  • Playbook の設定ページで、ユーザーが更新後にデバイスを自動的に再起動しますオプションを選択したものの、時間帯の設定や再起動の遅延を有効にしなかった場合、デバイスはユーザーに警告することなく再起動されていました。この問題が修正されました。10 分後に再起動が開始することを示す再起動通知が表示されるようになりました。

Reach スクリプト
  • スクリプトライブラリーで、以下の PowerShell スクリプトが利用できるようになりました。

    • Intune connection management utility for Windows devices

    • Absolute recovery image deployment utility

レポート
  • Application Resilience レポートおよびアプリケーションの適合性レポートで、BitLocker 保護が一時停止されているデバイスに対して、誤ってドライブが暗号化されていないというステータスが表示される問題を修正しました。BitLocker による保護が一時停止中ですというステータス詳細により、この状態が正確にレポートに反映されるようになりました。

  • ジオロケーション技術 > 精度列を含むレポートをエクスポートする場合、ユーザー設定で設定した測定単位 (メートル法またはヤードポンド法) が、エクスポートしたレポートに表示されるようになりました。

ServiceNow の統合
  • Absolute Connector for ServiceNow is が、以下のデータセンターでサポートされるようになりました。

    • cc.in1.absolute.com

    • cc.uk1.absolute.com

    お客様のアカウントがこれらのデータセンターのいずれかにあり、ServiceNow® IT Service Management (ITSM) を使用してデバイスを管理している場合、Absolute Connector を使用して Absolute Secure Endpoint との統合を設定することができます。この統合により、ServiceNow のユーザーは、CMDB に古いデータや不正確なデータがあるコンピューターであっても、Absolute の資産データにリアルタイムでアクセスできます。ユーザーは、フリーズやスクリプトの実行など、一部の Absolute セキュリティアクションを ServiceNow インスタンスから直接実行することもできます。もっと見る

Windows のサポート
  • Secure Endpoint Agent が Windows Server 2025 Datacenter Edition をサポートするようになりました。以下の機能はこのプラットフォームではサポートされないことに注意してください。

    • インストールされているマルウェア対策アプリケーションの検出

    • デバイスのワイプ

    • ジオロケーション追跡

    • Playbook (Absolute リハイドレート)