Secure Endpoint Agent 11.1 リリースノート

自動エージェント更新が無効な場合、エージェントバージョンをお客様のアカウントの Windows および Mac デバイスに割り当てることで、エージェントのアップグレードを防ぐことができます。

エージェントバージョン 11.1 を割り当てるかどうか決定するには、このトピックをお読みになり、このバージョンの Secure Endpoint Agent に含まれる改善内容を確認してください。

Secure Endpoint 11.1 で導入されたすべての機能、機能強化、修正を確認するには、Secure Endpoint 11.1 リリースノートをご覧ください。

Secure Endpoint Agent について

Secure Endpoint Agent とは、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。このエージェントは、新しいデバイスに初めてインストールされた後の Absolute モニタリングセンターへの初回接続により、アクティブになります。

各エージェントパッケージには、エージェント、関連するエージェントのコンポーネント、インストーラー、readme ファイルなど、そのサポートされるオペレーティングシステムに固有のソフトウェアが含まれます。

エージェントの改良と修正

バージョン 11.1 の Secure Endpoint Agent には、以下のエージェントコンポーネントに対する改良および修正が含まれます。

コンポーネント コンポーネントバージョン 修正と改良
Windows

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.4223
  • Secure Endpoint Agent は、ESP コンポーネントによってレポートされるデータのペイロード暗号化をサポートするようになりました。この機能強化は、Absolute モニタリングセンターにデータを転送している間に、ディープパケットインスペクション (DPI) ツールによって BitLocker リカバリーキーなどの機密情報が傍受されないようにすることに役立ちます。

  • PER コンポーネントが再起動を要求したときに、ユーザーがログインしていないと再起動プロンプトが表示されないという問題を修正しました。CTES コンポーネントでは、ユーザーのログインを待ってからプロンプトを表示することで、再起動リクエストが確実に表示されるようになりました。

  • データのシリアル化プロセスに境界チェックを追加することで、CTES コンポーネントのセキュリティが改善されました。この更新により、大量のデータセットを処理する際の潜在的なデータ破損を防ぎ、ポリシー設定やデバイス状態データなどのセキュリティ関連情報の完全性を確保します。重大度:中

  • パフォーマンスおよびログ機能を改善しました。

カスタムデータコレクター

(CDC)

1.0.14.20
  • CDC コンポーネントのダウンロード時に、古い JavaScript ファイルが含まれることがなくなり、データポイントの収集に悪影響を及ぼすことなく、デバイス上のコンポーネントのフットプリントを削減しました。

フルディスク暗号化

(ESP)

1.0.12.4
  • ESP コンポーネントで、BitLocker リカバリーキーを Windows デバイスから収集するように設定できるようになりました。

インストール済みアプリケーション

(SNG)

1.0.16.100
  • Windows デバイスのアプリケーションの利用状況データに時として null 値が含まれ、データを適切に処理できないという問題を修正しました。データ収集プロセスが更新され、有効な利用状況レポートのみが送信および処理されるようになりました。

スーパーバイザーパスワードの管理と
Playbook
(PER)
1.0.10.8
  • EFI ボリュームのマウントエラーが原因で、一部のデバイスで PER コンポーネントが Absolute Bootloader のインストールを検証できないという問題を修正しました。エージェントが使用する検証方法が改善され、Bootloader に確実にアクセスできるように再試行ロジックが含まれるようになりました。

  • 以下のセキュリティおよび信頼性の改善が PER コンポーネントに追加されました:

    • 内部ファイルパスの処理方法を改善することで、長いレジストリーエントリーが安全に処理され、システムの安定性が維持され、潜在的なメモリーの問題から保護されるようになりました。重大度:高

    • マニフェストファイルの処理時に使用されていた検証ロジックが更新されました。この変更により、エージェントの再起動中に設定データが確実に処理されるようになり、システムの潜在的な不安定さや想定外の挙動を防ぐことができます。重大度:中

    • リカバリーパーティションのセットアップおよび監視中のシステムリソースの管理方法を最適化して、より効率的なシステムパフォーマンスを提供し、リカバリー操作全体の信頼性を強化しました。重大度:中

    • すべてのソースファイルのハッシュが、インストールプロセスの開始前に検証されるようになりました。この更新により、必要なすべてのファイルの完全性がインストール前に十分に検証されるようになり、エンドポイントを不正な変更からさらに保護します。重大度:中

    • システムメモリーでの機密データの管理方法が強化され、一時的な暗号化情報を使用後により効果的に消去するようになりました。重大度:中

    • ローカル通信の完全性を高め、システム設定データを不正な変更から保護するため、暗号化データの検証に対する強化が実施されました。重大度:中

Reach スクリプト

(ANS)

1.0.6.4
  • アクション設定の読み込み時の稀な状況が原因で、場合によっては Windows デバイスで Reach スクリプトを実行できないという問題を修正しました。スクリプトが正常に実行されるよう、Secure Endpoint Agent は解析プロセスを自動的に再試行するようになりました。

Mac

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.4221
  • Secure Endpoint Agent は、ESP コンポーネントによってレポートされるデータのペイロード暗号化をサポートするようになりました。この機能強化は、Absolute モニタリングセンターにデータを転送している間に、ディープパケットインスペクション (DPI) ツールによって BitLocker リカバリーキーなどの機密情報が傍受されないようにすることに役立ちます。

  • macOS デバイスの内部通信チャネル向けに、より厳密なアクセス制御とより安全なストレージを実装することで、CTES コンポーネントのセキュリティを改善しました。これまでは、特定の一時的な通信ファイルがあまりに寛容なアクセス権限で作成されていました。これにより、許可を得ていないローカルユーザーが機密性の高いデバイス情報を傍受できていた可能性がありました。許可されたプロセスのみがデータにアクセスできるように、これらのファイルは、制限付きの権限を持つ保護されたシステムディレクトリーに移動されました。重大度:高

  • プロセス間通信ファイルを、誰でも書き込み可能なディレクトリーから、macOS デバイスの保護されたルート所有ディレクトリーに移動することで、CTES コンポーネントのセキュリティを改善しました。この変更により、ローカルな攻撃者がファイルを操作してアクセス権を不正に取得する、潜在的なシンボリックリンク攻撃を防止します。重大度:中

  • macOS でのプロセス間通信に使用される暗号キーが、非決定論的なシードを使用して生成されるようにすることで、CTES コンポーネントのセキュリティを改善しました。これまでは、予測可能なシーケンスを使用してこれらのキーを得ていたため、攻撃者が認証されたメッセージを偽造することが潜在的に可能でした。この問題が修正されました。重大度:中

  • データのシリアル化プロセスに境界チェックを追加することで、CTES コンポーネントのセキュリティが改善されました。この更新により、大量のデータセットを処理する際の潜在的なデータ破損を防ぎ、ポリシー設定やデバイス状態データなどのセキュリティ関連情報の完全性を確保します。重大度:中

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.8.27
  • 再起動ループで生じるような頻繁な電源またはセッションイベントが発生しているデバイスで、デバイス利用状況データの報告が停止されるという問題を修正するため、DUR コンポーネントが更新されました。