自動ライセンス割り当てを確認および更新する

Absolute の機能をデバイス上で利用できるようにするには、デバイスの 登録 デバイスの Secure Endpoint Agent が Absolute モニタリングセンターに初めて接続した後に自動的に行われる、デバイスをアカウントに追加するプロセス。時に製品ライセンスを割り当てる必要があります。

このプロセスを簡単にするため、一連のライセンス割り当て設定を使用して、ライセンスがデバイスに自動的に割り当てられます。アカウントの設定を確認し、必要であれば、お客様の組織のニーズに合うようにこれらの設定を更新できます。

ライセンス割り当て設定は、再登録されたデバイスにも適用されます。

ライセンスを管理するには、ユーザー役割にライセンスを管理する権限が付与されている必要があります。すべてのデフォルトの管理者ユーザー役割にはこの権限が付与されています。

アカウントの自動ライセンス割り当て設定を確認するには:

  1. ナビゲーションバーで 設定 > ライセンス管理をクリックします。

  2. ページ右上にあるライセンス割り当て設定をクリックします。ライセンス割り当て設定のダイアログが開きます。

    お客様のアカウントのライセンスの適用ステータスが表示されます。可能なステータスは次のとおりです。

    • 有効: 登録を制限するすべての標準のライセンスタイプに適用される
    • 無効: サイトライセンスやエンタープライズライセンス契約など、登録を制限しないライセンスタイプに適用される

    ライセンス割り当て設定のダイアログには、2 つのセクションが含まれます。

    セクション

    詳細

    デバイスを登録する場合

    このセクションは、新しく登録されたデバイスへのライセンスの割り当て方法を定義します。デフォルトでは、お客様のアカウントに関連付けられている基本製品と、使用中ライセンスと利用可能ライセンスの現在の数が表示されます。

    ライセンス数は、サイトライセンスやエンタープライズライセンス契約など、登録数に制限のないライセンスタイプでは表示されません。

    ライセンスの割り当て順序は、デフォルトで、次に示すように各製品の機能またはライセンス開始日に基づいています。

    • 複数の基本製品を同時に購入した場合、最も機能が豊富な製品がリストの最初に表示されます。これは、この製品に最初にライセンスが割り当てられることを意味します。デバイスの登録時に、この製品に利用可能なライセンスがない場合、その次に機能が豊富な基本製品にライセンスが割り当てられます。

      この場合、割り当て順序は AbsoluteResilience → Absolute Control → Absolute Visibility となります。

    • 複数の基本製品が別のタイミングでアクティブ化された場合、製品は開始日を基準に時系列順に (新しいものから) リストアップされます。

    • 基本製品で利用可能なライセンスがない場合、デバイスは登録されていますが、ライセンス付与されていない状態です。

      これらのデバイスにライセンスを割り当てるには、ライセンスを追加購入するか、引退予定のデバイスを登録解除する必要があります。

    これらのデフォルトの割り当て設定がお客様のニーズを完全に満たしていない場合、以下の操作を行えます。

    • 割り当て順序の変更
    • アドオン製品の自動割り当ての追加
    • デバイス属性に基づくカスタム割り当ての作成

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    割り当て済みライセンスが期限切れとなった場合

    このセクションは、サイトライセンスやエンタープライズライセンス契約など、登録数に制限のないライセンスタイプでは利用できません。

    このセクションは、デバイスの基本ライセンスまたはアドオンライセンスが期限切れとなった場合の処理について定義します。

    以下のガイドラインが適用されます。

    • 同等の基本ライセンスまたはアドオンライセンスの発注書が存在する場合、同等のライセンスが自動的にデバイスに割り当てられます。
    • 同等のアドオン製品の発注書が存在しない場合、アドオンライセンスは削除されますが、デバイスは残りのライセンスによってライセンス付与されている状態にとどまります。デバイスでは、アドオン製品に関連付けられていたすべての機能は利用できなくなります。

    • 同等の基本製品の発注書が存在しない場合、基本ライセンスは削除され、デバイスはライセンスなしとなります。任意のアドオンライセンスがデバイスに割り当てられている場合、それらのアドオンライセンスはたとえ期限切れでなくても削除されます。

      なお、以下のいずれかの条件が該当する場合、その条件が該当しなくなるまで、デバイスはライセンスなしとはなりません。

    Lenovo デバイスを Lenovo Security Assurance (LSA) プログラムを通じて購入している場合、ライセンス割り当ての制限が適用されます。もっと見る

アカウントの自動ライセンス割り当て設定を更新するには:

  1. ナビゲーションバーで 設定 > ライセンス管理をクリックします。

  2. ページ右上にあるライセンス割り当て設定をクリックします。

  3. ライセンス割り当て設定のダイアログで、デフォルトのライセンス割り当て設定を確認し、どのような変更を行うか決定します。

    デフォルト設定は削除または編集できません。さらなる設定の追加と、設定が適用される順序の変更のみできます。

  4. デバイスを登録する場合セクションで、以下のいずれかを実行します。

    この設定は、サイトライセンスやエンタープライズライセンス契約など、登録数に制限のないライセンスタイプでは利用できません。

    [オプション] デフォルトでは、有効期限が最も遅い発注書に、ライセンスが常に最初に割り当てられます。この設定を変更する場合、 をクリックし、残り期間が最も短いものから割り当てを選択します。

    1. > カスタム割り当てを作成をクリックします。
    2. 割り当ての下のフィールドをクリックし、アドオン製品をサポートする基本製品を選択します。
    3. AND をクリックします。
    4. フィールドをクリックし、アドオン製品を選択します。
    5. 保存をクリックします。

    基本製品とアドオン製品が、ライセンス割り当て設定のダイアログの製品リストの上部に追加されます。

    プラットフォームのタイプ、メーカー、モデル、デバイス名などのデバイス属性に基づいてライセンスを割り当てる場合、カスタム割り当てを作成します。

    例
    1000 個の Absolute Resilience ライセンスと 100 個の Absolute Resilience for Chromebooks ライセンスを購入したとします。Absolute Resilience for Chromebooks ライセンスが Chromebooks にのみ割り当てられるようにするため、プラットフォームタイプ (Chromebook) に基づくカスタム割り当てを作成します。製品リストの上部に、デフォルト設定に続いてカスタム設定が追加されます。

    カスタム割り当てが存在する場合、新しく登録されたデバイスは、一時的にライセンスなしとしてコンソールに表示される場合があります。これは、デバイスのエージェントステータスが「アクティブ」に設定されているにも関わらず、限定的なデバイス情報のみが利用可能であるためです。デバイスが Absolute モニタリングセンターに接続し、デバイス情報の完全なペイロードがアップロードされると、ライセンスは自動的にデバイスに割り当てられます。

    1. > カスタム割り当てを作成をクリックします。
    2. 割り当ての下のフィールドをクリックし、基本製品を選択します。
    3. 該当する場合、AND をクリックし、アドオン製品を選択します。

    4. デバイスの絞り込みの下のフィールドをクリックし、割り当ての基本となるデバイス属性を以下から1つ選択します：

      • プラットフォームのタイプ
      • システム > デバイス名
      • システム > メーカー
      • システム > モデル
    5. フィルター条件と値を選択して、フィルターの作成を終了します。
    6. 検索結果を広げるには、OR をクリックして手順 d と e を繰り返します。最大 3 個の OR フィルターを追加できます。
    7. 検索結果を絞り込むには、AND をクリックして手順 d と e を繰り返します。最大 3 個の AND フィルターを追加できます。

    8. 保存をクリックします。

      カスタム設定が、ライセンス割り当て設定のダイアログの製品リストの上部に追加されます。

      カスタム設定を作成しても、製品のデフォルト設定は削除されません。適用したくない設定は、リストの最下部に移動させてください。

    複数のアイテムがリストアップされている場合、製品ライセンスの割り当て順序を変更できます。移動させる製品をクリックし、新しい位置にドラッグします。リストの上部にリストアップされている製品が最初に割り当てられます。

    Lenovo Security Assurance 製品など、一部のアイテムは移動できません。 アイコンは、アイテムが移動可能なことを示します。

  5. カスタム設定を編集するには、 アイコンをクリックします。
  6. カスタム設定を削除するには、 アイコンをクリックします。

  7. 割り当て済みライセンスが期限切れとなった場合セクションには、構成可能な設定は1つしかありません。

    同等のライセンスに対して複数の発注書が存在する場合、デフォルトでは、有効期限が最も早い発注書に、ライセンスが常に最初に割り当てられます。この設定を変更するには、 をクリックし、残り期間が最も長いものから割り当てを選択します。

    割り当て済みライセンスが期限切れとなった場合セクションは、サイトライセンスやエンタープライズライセンス契約など、登録数に制限のないライセンスタイプでは利用できません。

  8. 変更が終了したら、保存をクリックします。

    「ライセンス割り当て設定が更新されました」イベントがイベント履歴に記録されます。