Absolute と他のアプリケーションを統合する
Absolute は、デバイスに関するさまざまな情報をほぼリアルタイムで収集し、Secure Endpoint Console のレポート、デバイス詳細ページ、ダッシュボードウィジェットでそれらの情報を利用できるようにします。また、Absolute ではコンソール以外でも収集したデバイスデータにアクセスする仕組みを提供しており、その一例としてAbsolute API やサードパーティー製アプリケーションとの統合があります。
Absolute は、「Connector」アプリをダウンロードしてインストールし、設定することで、以下のサードパーティー製アプリケーションと統合できます。

HP ArcSight や Splunk® などの Security Information and Event Management (SIEM) ソリューションを使用していて、SIEM アプリケーションで Absolute のイベントを表示して分析したい場合、Absolute SIEM Connector を使用してシステム間の統合を設定することができます。
Absolute から SIEM アプリケーションへのイベントの送信を開始するには、以下が必要です:
ステップ 1: コンソールから SIEM Connector をダウンロードし、お使いのネットワーク上のコンピューターにインストールします。
ステップ 2: SIEM ソリューションに送信するためのイベントを選択します。

ServiceNow IT Service Management を使用している場合、Absolute Connector を使用して Absolute との統合を設定することができます。この統合により、ServiceNow のユーザーは、古いデータや不正確なデータなしで ServiceNow インスタンスでコンピューターの資産データにリアルタイムでアクセスできます。ユーザーは、一部の Absolute デバイスアクションを ServiceNow インスタンスから直接実行することもできます。

Forescout eyeSight を使用してネットワークに接続しているデバイスの可視性と制御を実現している場合、Absolute Connector for Forescout eyeSight を使用して Absolute との統合を設定することができます。この統合により、Forescout Console のユーザーは、Absolute デバイスデータポイントに基づいて、企業リソースへのアクセス権を付与する前にデバイスの適合性ステータスを評価するようにポリシーを設定できるようになります。ポリシーは、所定の条件を満たしたときに、選択した Absolute デバイスアクションをトリガーするように設定することもできます。