Secure Endpoint Agent 9.0 リリースノート

自動エージェント更新が無効な場合、エージェントバージョンをお客様のアカウントの Windows および Mac デバイスに割り当てることで、エージェントのアップグレードを防止できます。エージェントバージョン 9.0 を割り当てるかどうか決定するには、このトピックをお読みになり、このバージョンの Secure Endpoint Agent に含まれる改善内容を確認してください。

Absolute 9.0 で導入されたすべての機能、機能強化、修正を確認するには、Absolute 9.0 リリースノートをご覧ください。

Secure Endpoint Agent について

Secure Endpoint Agent とは、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。このエージェントは、新しいデバイスに初めてインストールされた後の Absolute モニタリングセンターへの初回接続により、アクティブになります。

各エージェントパッケージには、エージェント、関連するエージェントのコンポーネント、インストーラー、readme ファイルなど、そのサポートされるオペレーティングシステムに固有のソフトウェアが含まれます。

エージェントの改良と修正

バージョン 9.0 の Secure Endpoint Agent には、以下のエージェントコンポーネントに対する改良および修正が含まれます。

コンポーネント コンポーネントバージョン 改良と修正
Windows

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.11.12
  • AVP コンポーネントは、すべてのインストール済みアンチマルウェア製品を検出し、それらをデバイスのデバイス詳細ページで報告するようになりました。

    AVP コンポーネントは、検出された各アンチマルウェア製品のステータスを検出するようになりました。可能なステータスは、「アクティブ」、「非アクティブ」、「無効」です。なお、現在のリリースでは、ステータスはデバイスのデバイス詳細ページのみに表示されます。

  • 新しいバージョンのアンチマルウェアアプリケーションがリリースされると、AVP コンポーネントはそれを検出してコンソールで報告することができます。アプリケーションの定義と定義日も可能であれば報告されます。

アプリケーションの健全性

(OPS)

1.1.2.17
  • パフォーマンスを改善しました。

Application Resilience

(RAR)

7.14.1.15
  • パフォーマンスを改善しました。

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3423
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

Core Service

(CTESPersistence)

2.0.0.273
  • セキュリティを改善しました。

カスタムデータコレクター

(CDC)

1.0.12.25
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.8.15
  • 場合によっては、DUR コンポーネントがロックイベントの時間を誤って報告することがありました。この問題が修正されました。
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

フルディスク暗号化

(ESP)

1.0.9.12
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。
  • ログ機能を改善しました。

ジオロケーション

(GEO)

1.0.12.11
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

ハードウェア

(HDP)

2.0.15.19
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。
  • ログ機能を改善しました。

インストール済みアプリケーション

(SNG)

1.0.14.7
  • Microsoft Office スイート内のアプリケーションで、利用時間 (分) が Absolute Insights for Endpoints の適切なアプリケーションに属すようになりました。
  • セキュリティを改善しました。
スーパーバイザーパスワードの管理
(PER)
1.0.4.12
  • セキュリティを改善しました。

Reach スクリプト

(ANS)

1.0.3.2
  • Secure Endpoint Console でスクリプト署名の有効化をオンにした場合、ANS コンポーネントは、「スクリプトを実行」リクエストで PowerShell スクリプトごとに署名を検証するようになりました。
  • セキュリティを改善しました。

ワイプ

(SDW)

1.0.6.1
  • 稀なケースとして、ワイプリクエストがアクション履歴の「処理中」ステータスから先に進まず、サニタイズ証明書をアップロードできない場合がありました。この問題が修正されました。
  • パフォーマンスを改善しました。
Mac

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.10.20
  • AVP コンポーネントは、すべてのインストール済みアンチマルウェア製品を検出し、それらをデバイスのデバイス詳細ページで報告するようになりました。
  • 新しいバージョンのアンチマルウェアアプリケーションがリリースされると、AVP コンポーネントはそれを検出してコンソールで報告することができます。アプリケーションの定義と定義日も可能であれば報告されます。
  • AVP コンポーネントは、Trend Micro Apex One のすべてのサポートされるバージョンの定義と定義日を検出できるようになりました。
アプリケーションの健全性
(OPS)
1.0.12.15
  • パフォーマンスを改善しました。

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3423
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

Core Service

(CtesPersistence)

1.0.2.20
  • セキュリティを改善しました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.7.27
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

ジオロケーション

(GEO)

1.0.10.14
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

ハードウェア

(HDP)

1.0.12.43
  • HDP コンポーネントは、Intel プロセッサーを実行している Mac デバイスでシステムメモリーを収集していませんでした。この問題が修正されました。
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。
  • ログ機能を改善しました。

ワイプ

(SDW)

1.0.2.35
  • セキュリティを改善しました。