Secure Endpoint Agent 9.2 リリースノート

自動エージェント更新が無効な場合、エージェントバージョンをお客様のアカウントの Windows および Mac デバイスに割り当てることで、エージェントのアップグレードを防止できます。エージェントバージョン 9.2 を割り当てるかどうか決定するには、このトピックをお読みになり、このバージョンの Secure Endpoint Agent に含まれる改善内容を確認してください。

Absolute 9.2 で導入されたすべての機能、機能強化、修正を確認するには、Absolute 9.2 リリースノートをご覧ください。

Secure Endpoint Agent について

Secure Endpoint Agent とは、Secure Endpoint Console で管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。このエージェントは、新しいデバイスに初めてインストールされた後の Absolute モニタリングセンターへの初回接続により、アクティブになります。

各エージェントパッケージには、エージェント、関連するエージェントのコンポーネント、インストーラー、readme ファイルなど、そのサポートされるオペレーティングシステムに固有のソフトウェアが含まれます。

エージェントの改良と修正

バージョン 9.2 の Secure Endpoint Agent には、以下のエージェントコンポーネントに対する改良および修正が含まれます。

コンポーネント コンポーネントバージョン 修正と改良
Windows

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3614
  • 一部の稀なケースで、フリーズ済みデバイスでオンデマンドフリーズリクエストが新しいリクエストに置き換えられ、デバイスがその後フリーズ解除された場合、そのフリーズステータスがフリーズ済みに設定されたままとなっていました。この問題が修正されました。
  • これまでは、他のエージェントコンポーネントをインストールしたままにする必要がある場合に、CTES コンポーネントがエージェントコンポーネントを正常にアンインストールできないことがありました。この問題が修正されました。
  • セキュリティ、パフォーマンスおよびログ機能を改善しました。

カスタムデータコレクター

(CDC)

1.0.13.3
  • ユーザーが Windows デバイスからログアウトした場合、CDC コンポーネントがスキャンをトリガーすることがなくなりました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.10.4
  • DUR コンポーネントが更新され、デバイスアクティビティの正確な検出を妨げていたいくつかの問題が解決されました。

ハードウェア

(HDP)

2.0.16.6
  • ログ機能を改善しました。

インストール済みアプリケーション

(SNG)

1.0.16.18
  • SNG コンポーネントが更新され、アプリケーションの健全性情報の収集が改善されました。

Reach スクリプト

(ANS)

1.0.5.8
  • ANS が更新され、Reach スクリプトがデバイスで実行された後に、スクリプトパラメーターがプロセスモニターツール (タスクマネージャーなど) に表示されなくなりました。
Mac

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.10.22
  • これまでは、AVP コンポーネントが AVG Antivirus のアンチウイルス定義バージョンを検出できない場合がありました。この問題が修正されました。

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3614
  • 安定性とセキュリティを改善しました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.8.7
  • これまでは、DUR コンポーネントがデバイスのパブリック IP アドレスの検出に失敗する場合がありました。この問題が修正されました。

ジオロケーション

(GEO)

1.1.2.33
  • これまでは、GEO コンポーネントがデバイスのパブリック IP アドレスの検出に失敗する場合がありました。この問題が修正されました。
  • パフォーマンスとログ機能を改善しました。

インストール済みアプリケーション

(SNG)

1.0.12.7
  • パフォーマンスを改善しました。

ハードウェア

(HDP)

1.0.13.4
  • これまでは、HDP コンポーネントがデバイスのパブリック IP アドレスの検出に失敗する場合がありました。この問題が修正されました。