Absolute エージェントリリースノート - バージョン 7.23

自動エージェント更新が無効な場合、エージェントバージョンをお客様のアカウントの Windows および Mac デバイスに割り当てることで、エージェントのアップグレードを防止できます。エージェントバージョン 7.23 を割り当てるかどうか決定するには、このトピックをお読みになり、このバージョンの Absolute エージェントに含まれる改良を確認してください。

Absolute 7.23 で導入されたすべての機能、機能強化、修正を確認するには、Absolute 7.23 リリースノートをご覧ください。

Absolute エージェントについて

Absolute エージェントとは、Absolute コンソールで管理されているデバイスに常駐する小さなソフトウェアクライアントです。エージェントがデバイスに初めてインストールされた後、エージェントは Absolute モニタリングセンターへの最初の接続によりアクティブになります。

各エージェントパッケージには、エージェント、関連するエージェントのコンポーネント、インストーラー、readme ファイルなど、そのサポートされるオペレーティングシステムに固有のソフトウェアが含まれます。

システム要件

7.23 パッケージバンドルに含まれる Absolute エージェントソフトウェアは、以下のオペレーティングシステムを実行するデバイスをサポートします。

オペレーティングシステム サポートされるバージョン
Windows バージョン 7、8.1、10 および 11
macOS バージョン10.15~13

エージェントの改良と修正

バージョン 7.23 の Absolute エージェントには、以下のエージェントコンポーネントに対する改良および修正が含まれます。

コンポーネント コンポーネントバージョン 改良と修正
Windows

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.9.3
  • アプリケーション名で ASCII 以外の文字も正常に表示されるようになりました。
  • セキュリティを改善しました。

Application Resilience

(RAR)

7.13.10.19
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3215

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.7.8
  • DUR コンポートがログアウトおよびロックイベントを収集するようになりました。
  • 場合によっては、DUR コンポーネントが正しいローカル IP アドレスを収集しないことがありました。この問題が修正されました。
  • セキュリティを改善しました。

Data Discover

(DARAgent)

7.23.1.5
  • セキュリティを改善しました。

エンドユーザーメッセージ

(EUM)

1.0.3.16

ファイル削除

(SDD)

1.0.7.30
フリーズ
(DFZ)
1.0.7.18
  • DFZ コンポーネントが更新され、オフラインフリーズルールがデバイスに展開されたときに、デバイスのキーボードのカスタマイズが削除されることがなくなりました。

  • フリーズ済みデバイスに保存されているファイルにネットワーク共有からアクセスすることができなくなりました。
  • セキュリティを改善しました。

フルディスク暗号化
(ESP)

1.0.8.2
  • セキュリティを改善しました。

ジオロケーション

(GEO)

1.0.10.11

ハードウェア

(HDP)

2.0.13.8
  • これまで、リモートデスクトップが接続されている場合、HDP コンポーネントはユーザーのユーザー名を収集していませんでした。この問題が修正されました。
  • 場合によっては、HDP コンポーネントが正しいローカル IP アドレスを収集しないことがありました。この問題が修正されました。
  • セキュリティを改善しました。

インストール済みソフトウェア

(SNG)

1.0.12.13
  • セキュリティを改善しました。

Reach スクリプト

(ANS)

1.0.2.38

Web 利用状況

(WMA)

7.23.0.1

ワイプ

(SDW)

1.0.5.25
  • VMware Workspace One をデバイスで実行している場合、デバイスのワイプの前にそのサービスが停止して、暗号化キーがバックアップされないようになりました。
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。
Mac

アンチマルウェア

(AVP)

1.0.9.4
  • AVP コンポーネントが、以下のアンチマルウェアアプリケーションを検出するようになりました。

    • Cisco Secure Endpoint、バージョン 1
    • Microsoft Defender for Endpoint、バージョン 101

コンポーネントマネージャー

(CTES)

1.0.0.3215
  • パフォーマンス、安定性、およびセキュリティを改善しました。
  • パフォーマンスを改善するため、Intel および ARM ベースのどちらのデバイスでもネイティブに実行できるユニバーサルバイナリーにコンポーネントマネージャーを更新しました。

Data Discovery

(DARAgent)

7.23.2.2
  • セキュリティを改善しました。

デバイス利用状況

(DUR)

1.0.6.25
  • DUR コンポートがログアウトおよびロックイベントを収集するようになりました。
  • 場合によっては、DUR コンポーネントが正しいローカル IP アドレスを収集しないことがありました。この問題が修正されました。
  • DUR コンポーネントが、デバイス使用状況ペイロードに該当するユーザーのユーザー名を含むようになりました。
  • デバイス利用状況のバックグラウンドプロセスによって、Cisco Secure Endpoint でマルウェアの警告がトリガーされることがなくなりました。
  • セキュリティを改善しました。

エンドユーザーメッセージ

(EUM)

1.0.2.20
  • パフォーマンスを改善するため、Intel および ARM ベースのどちらのデバイスでもネイティブに実行できるユニバーサルバイナリーに EUM コンポーネントを更新しました。
  • セキュリティを改善しました。

ファイル削除

(SDD)

1.0.7.38
  • macOS 13 を実行しているデバイスに NoMAD Login をインストールした場合、全ファイル削除ワイプが実行された後で、デバイスに正常にログインできるようになりました。
  • パフォーマンスを改善するため、Intel および ARM ベースのどちらのデバイスでもネイティブに実行できるユニバーサルバイナリーに SDD コンポーネントを更新しました。
  • パフォーマンスとセキュリティを改善しました。

フリーズ

(DFZ)

1.0.3.72
  • macOS 10.15 を実行しているフリーズ済みデバイスで、フリーズメッセージの表示が失敗することがなくなり、デバイスのフリーズ解除コードを入力すると、デバイスが正常にフリーズ解除されるようになりました。
  • これまで、デバイスがフリーズリクエストを処理中に、フリーズメッセージが表示されるまで最大 40 秒にわたり空白の画面が表示されていました。この空白の画面はデバイスのフリーズ解除時にも発生していました。この問題が修正されました。

    この修正は、単独のユーザーがデバイスにログインしている場合にのみ適用されます。複数のユーザーがログインしている場合、引き続き空白の画面が表示されます。

  • パフォーマンスを改善するため、Intel および ARM ベースのどちらのデバイスでもネイティブに実行できるユニバーサルバイナリーに DFZ コンポーネントを更新しました。
  • セキュリティを改善しました。

フルディスク暗号化

(ESP)

1.0.8.6
  • セキュリティを改善しました。

ジオロケーション

(GEO)

1.0.8.7

ハードウェア

(HDP)

1.0.11.6
  • 場合によっては、HDP コンポーネントが正しいローカル IP アドレスを収集しないことがありました。この問題が修正されました。
  • セキュリティを改善しました。

インストール済みソフトウェア

(SNG)

1.0.10.7
  • セキュリティを改善しました。

Reach スクリプト

(ANS)

1.0.5.11
  • パフォーマンスを改善するため、Intel および ARM ベースのどちらのデバイスでもネイティブに実行できるユニバーサルバイナリーに ANS コンポーネントを更新しました。
  • セキュリティを改善しました。

ワイプ

(SDW)

1.0.2.13
  • これまで、OS のアップグレード後に DW コンポーネントが複数のボリュームを間違って検出し、ワイプリクエストを処理できないことがありました。この問題が修正されました。
  • パフォーマンスを改善するため、Intel および ARM ベースのどちらのデバイスでもネイティブに実行できるユニバーサルバイナリーに SDW コンポーネントを更新しました。
  • セキュリティを改善しました。